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2024.04.30

ハナビスト冴木一馬写真展「花火に無関心でいられますか?」5/28〜6/9に京都で開催

日本唯一の“ハナビスト”冴木一馬さんの写真展「indifference」が5月28日(火)〜6月9日(日)に、京都写真美術館にて開催されます。花火を見ながら社会問題について考える、そんな機会をもつのも、大人の嗜みかもしれません。

CREDIT :

文/Web LEON編集部

自らも花火師の資格を持ち、日本国内はもちろん海外の花火大会にも遠征する写真家でハナビストの冴木一馬さんが、写真展「indifference」を5月28日(火)〜6月9日(日)、京都写真美術館にて開催。これまでも「花火のベストシーズンが冬って知ってました!? プロ推薦、絶対見るべき大会5選」など、花火の魅力を伝え続けてきた冴木さんの写真が問いかける「花火は見るのに社会問題は見ないのか」に応えてみませんか?
ハナビスト冴木一馬写真展「花火に無関心でいられますか?」5/28〜6/9に京都で開催
▲ 車のフロントガラスに映った花火。2021年7月24日、都美恵神社祇園祭・奉納花火大会にて撮影の1枚。
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地球温暖化などの環境問題、ウクライナやパレスチナなど身の回りにある社会問題を積極的に見る者、偶然に見る者、敢えて見ない様にしている(関わりあいたくないなど……)者、たまたま夢の中で見た人など多種多様な生き方があるのも事実だが、生きづらい世の中であるとも囁かれている。

現代人の多くは半径5メートル以内には興味を示さないと言われ、そこにはアナログからデジタルに変化した社会構造が関係しているのであろうか?

情報過多と呼ばれる現代社会において「見る」という行為と「敢えて見ない」との境界はどこにあるのか。空を見上げれば直径300メートルの尺玉も煙で遮られることもある。そして風が吹けば視界が広がり鮮明になる。自然はデジタルでも操作はできない。そして人は偶然に感動する生き物でありプチ変換することによってアルゴリズム的な発想で画像を生成し脳に蓄える。蓄積された絵はピクセルのように整理され記憶として残そうとするが、それを維持することは非常に難しい問題である。時を重ねる度に私はそうおもうのである。(冴木一馬)

■ 冴木一馬 写真展「indifference」

期間/2024年5月28日(火)〜6月9日(日)
時間/11:00〜18:00
場所/京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室
住所/京都市東山区堀池町374-2
TEL/080-5988-7720
HP/https://kyoto-muse.jp/japanesque

● 冴木一馬(さえき・かずま)

写真家。世界を股にかけ花火を撮り続けて37年。撮影だけでなく、花火の歴史や民俗文化をも調査・研究し、花火のことならなんでもござれ、花火師の資格まで有する日本唯一の“ハナビスト”。山形県出身。

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