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2024.05.19

話題の"レストモッド"が青山に誕生

クルマ好きオヤジが夢中になっている“レストモッド”をご存知ですか?

“レストモッド”をご存知ですか? これは「レストア」と「モディファイ」を組み合わせた造語で、いま、世界中のクルマ好きオヤジが夢中になっているのです。

CREDIT :

文/藤野太一

ヴィンテージカーのワガママオーダーがついに日本にも!?

いま、世界中のクルマ好きオヤジが夢中になっているのが、“レストモッド”。これは「レストア」と「モディファイ」を組み合わせた造語です。従来のレストアといえば、オリジナルに忠実に修理、復元することが主流でした。マーケットにはオリジナル原理主義者も多く、ビスやボルトの一本にまでこだわるなんて人も少なくありません。でもオリジナルのままじゃ現代の道を快適に走るのは難しいもの。やっぱりパワステやエアコンは欲しいし、できればブルートゥースオーディオくらいないと、デートにだって使えません。
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クルマ好きオヤジが夢中になっている“レストモッド”をご存知ですか?

▲ ホームページのコンフィギュレーターを使えば、世界に一台だけの自分仕様が簡単に作れます。EUR320,000〜。
HP/www.abodagarage.com/

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クラシックなデザインや雰囲気はそのままに、現代的なモディファイを加える、そこがウデとセンスの見せドコロというわけです。レストモッドは基本的にオーダーメイドなので数も少なく、また欧米を中心に始まった自動車カルチャーゆえ、なかなか日本では入手困難という課題がありました。

そこに目をつけたのが東京・青山にショールームを構える「ABODA GARAGE」。世界的な名車である 1950年代にデビューしたメルセデス・ベンツのSLモデルである「190SL」と 1960年代デビューの「280SL」をベースに、あなただけの車両に仕上げてくれます。

本国ドイツでまず機関部品などのフルレストアを実施。すべてのスチール部品、アルミニウム部品は丁寧にレストアされオリジナル部品を使用し、復元率は90%を誇るといいます。そしてシートなどの内装も新品かつ自分好みの配色へアレンジ。お値段は多少張りますが、この時代のSLとしては決して高くないでしょう。何よりこのクルマを見て、美しさにときめかない女性なんておそらくこの世に存在しませんよ。
2024年5月号より
※価格はすべて税込み価格です
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