エンジンをかけ、走りを堪能するぞ! と行きたいところでしたが、走り出した瞬間あることに気がつきました。それは「ハンドルの重さ」です。いわゆる重ステってやつですね。700馬力近いパワーを持ち合わせているので、そりゃそうか〜と、納得はしつつも、結構重たいな…… ワインディングで腕持つかな……と出発早々雲行きが怪しくなり……。
不安を抱えながらホテルを出発し、5分も経たないうちにワインディングのコースに突入。
700馬力という、とんでもないエンジンを積み、僕にはまったく扱えそうにないと思っていたのですが、「あれ、僕運転上手くなった!?」と勘違いさせてくれるほど扱いやすいクルマでした。スーパーカーは、サーキットでしか本領発揮してくれない。という固定概念を壊してくれ、公道でも十分楽しいクルマということを、身をもって体感。
あ、そうそう。彼女にもうれしいポイントがもう一つありまして。それは風の巻き込みの少なさです。オープンカーって、どうしても風の巻き込みで髪が乱れるのですが、Arturaスパイダーは本当に巻き込みが少なく快適でした。僕が試乗してきたオープンカーの中で一番巻き込みが少ないんじゃないかな……。
これであれば彼女も快適に乗ってくれること請け合いです!
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