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2025.01.31

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トヨタ初の車種ブランド専門店が東京・大阪にもオープン! 革新と挑戦を続ける「クラウン」がいま、目指すものとは?

初代クラウンの誕生から70年目を迎えた1月7日、「THE CROWN 東京虎ノ門」と「THE CROWN 大阪千里」が同日開業し、オープニングセレモニーが開催されました。トヨタ初となる車種専門店をつくった狙いとは何か? クラウンはどこへ向かおうとしているのか? その最新事情に迫ります。

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文/藤野太一 写真/トヨタリョウ(東京)、田畑大樹(大阪)、編集協力/榊間信介(TRYOUT)

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▲ 「THE CROWN 東京虎ノ門」のセレモニーに参加したのは、左から同店グランドマイスター伊藤 裕氏、クラウン チーフデザイナー 宮﨑満則氏、クラウン チーフエンジニア 清水竜太郎氏、モデルのマギー氏、サッカー元日本代表の中澤佑二氏。

トヨタ初の車種専門店「THE CROWN」がオープン

「THE CROWN」はトヨタにとって初の車種専門店。2023年10月に第1号店として「THE CROWN 横浜都筑」・「THE CROWN 福岡天神」が開業。24年2月に「THE CROWN 愛知高辻」、24年7月には「THE CROWN 千葉中央」と続き、2025年1月7日、初代クラウンの誕生からちょうど70年目を迎えたこの日、ついに「THE CROWN 東京虎ノ門」と「THE CROWN 大阪千里」もオープンを迎え、あわせて計6店舗となりました。
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 ▲ 「THE CROWN 東京虎ノ門」は、トヨタモビリティ東京の前身である東京トヨペット創業の地に開業。
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▲ 「THE CROWN 大阪千里」は“ディーラー銀座”と呼ばれる場所にありながら、特別感のある外観が目を引く。
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同日には東京・大阪、それぞれの店舗でオープニングセレモニーが行われ、トヨタの看板車種であるクラウンの最新情報とこれからの戦略を知るチャンスとあって、両会場には多くの報道陣が駆け付けました。

「THE CROWN 東京虎ノ門」の会場では同店のグランドマイスター 伊藤 裕氏、クラウン チーフエンジニア 清水竜太郎氏、クラウン チーフデザイナー 宮﨑満則氏が挨拶。ゲストとしてモデルのマギーさん、サッカー元日本代表の中澤佑二さんを迎え、クラウンをあらわす「革新と挑戦」で切り開いてきた道をテーマにトークが展開されました。
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▲「THE CROWN 大阪千里」のセレモニーに参加したのは左から、クラウン車両性能開発主査 多和田貴徳氏、クラウン製品企画主査 本間裕二氏、大阪トヨペット(株)代表取締役社長 横山昭一郎氏、ゼネラルマネージャー 山中 崇氏。
また「THE CROWN 大阪千里」でも同店ゼネラルマネージャー 山中崇氏、クラウン製品企画主査 本間裕二氏、クラウン車両性能開発主査 多和田貴徳氏が挨拶を行い、両会場ではクラウンの歴史から最新16代目の開発テーマ、今後の展望まで幅広い話題が披露されました。さらに、この開業に合わせ、「THE CROWN」のみで近春より販売予定の特別仕様車シリーズ第3弾となる「クラウン“THE LIMITED-MATTE METAL”」コンセプトモデルも先行公開されました。
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“クラウンの聖地”虎ノ門ではじまる新たな挑戦

東京都港区虎ノ門。虎ノ門ヒルズも至近の都心のオフィス街に誕生した「THE CROWN 東京虎ノ門」は、真新しいオフィスビルの1階から4階までを活用した都市型ショールームです。初代クラウンが展示されていた1Fは総合受付及びサービスフロント、2階はとてもビルの中にあるとは思えない7台分のサービスストールと完成検査場を配置するサービス工場、3階は様々なラインアップを実際に見ることができるトヨタ総合ショールーム、そして4階がクラウン専用ショールームとなっています。
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同店のグランドマイスター伊藤氏はトヨタと虎ノ門の歴史、そして今後の展望について次のように語りました。

「1953年、トヨタモビリティ東京の前身である東京トヨペットはここ虎ノ門から始まりました。当時、全国の乗用車需要の約3割を占めた東京では、品質、コスト面で優れていた輸入車が台頭し、国産車の販売状況は大変厳しいものでした。しかし、この東京で純国産の乗用車を普及することができれば日本の市場を席巻でき、さらには日本の発展につながる。その販売網を強化するために東京トヨペットが誕生いたしました」(伊藤さん)
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▲ 「THE CROWN 東京虎ノ門」グランドマイスター伊藤裕氏。
それと並行してトヨタ自動車は本格的な乗用車の開発を進めていました。そして70年前のこの日、1955年1月7日、この地、虎ノ門で初代クラウンが発表されたのです。新車発表会としては異例の1万8000人がこの場所を訪れ、国産乗用車普及への先鞭をつけたのでした。
「店舗のコンセプトは“この聖地から、クラウンとの新しい絆を”です。虎ノ門はクラウンにとって聖地であると位置付け、クラウンとの絆、人との絆を大切にする様々なサービスを提供していきます。店内には東京の木材を使用した家具などを配置し、おもてなしの面では季節にあわせた茶器や茶菓子などを提供します。コミュニケーションツールとしてLINEやお客様への対応を迅速に行うためにAIを活用するなど、新たな技術も取り入れています。

また特別な試乗プログラムやクラウンとの始まりを記念する特別納車プログラム、オーナー向けの特別なイベントなど、クラウンと共に楽しんでいただける特別な体験を提供してまいりますので、ぜひ皆さまのご来店をお待ちしております」(伊藤さん)
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▲ 「THE CROWN 大阪千里」ゼネラルマネージャー山中 崇氏。
また同日オープンとなった「THE CROWN 大阪千里」のゼネラルマネージャー山中氏も今後の展望をこのように語りました。

「クラウン専門店として唯一無二の感動体験を提供することをコンセプトとして掲げています。店舗外観はクラウンの革新と挑戦をイメージしたもので、受付カウンターには水都大阪を連想させる、水面パネルを採用しています。また日本家屋を意識し、店舗の中央の土間に車両を展示。クラウンに特化したコンサルタントや整備工場などを備えています。近畿地区を代表するクラウンブランドの発信拠点として、お客様に様々な情報を提供してまいります」(山中さん)
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▲ 大阪トヨペット(株)代表取締役社長 横山昭一郎氏は「クラウン専門店としての責任と自負を持ちつつ、 大阪を中心とした近畿のクラウンブランドの再構築に力を尽くしていきたい」と挨拶。
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クラウンの聖地に生まれた「THE CROWN 東京虎ノ門」と、完全予約制で唯一無二のおもてなしを提供する近畿地区のクラウンブランドの核拠点となる「THE CROWN 大阪千里」の開業によってクラウン専門店は全国6拠点にまで拡大しました。これらが今後に続くクラウンの革新と挑戦の道を切り開いていく急先鋒を担うことになるでしょう。

クロスオーバーにSUV、4つのバリエーションをもつ新型クラウン

では、なぜいま、クラウンが改めて脚光を浴びているのか。その最新型である16代目から紐解いていきましょう。

かつてクラウンといえば、 “いつかはクラウン”というキャッチコピーが大きな話題となるなど、まさに日本の高級セダンの代名詞ともいえるモデルでした。しかし、2000年代に入るとSUVが台頭。かわってセダン市場は縮小し人気は低迷することになります。それはクラウンにとっても例外ではありませんでした。
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▲ 「THE CROWN 東京虎ノ門」の4Fに掲示された歴代クラウンの写真パネル。
そんななか、2022年に発表された16代目のクラウンは“クラウン=高級セダン”という呪縛から解き放たれまったく新しいモデルとして生まれ変わったのです。新型クラウンシリーズはセダンとSUVを融合させた新しいスタイルの『クラウン(クロスオーバー)』、スポーティな走りが楽しめる『クラウン(スポーツ)』、ショーファーニーズにも応えるセダンタイプの『クラウン』、新たに追加を予定している、ワゴンとSUVを融合させた『クラウン(エステート)』と計4つのボディタイプが用意されます。

国内の2024年1月〜12月の乗用車ブランド通称名別販売台数(日本自動車販売協会連合会調べ)においてクラウンシリーズは、高級モデルでありながら15位にランクイン。対前年比は145.5%と好調なセールスを記録しています。エステートの追加によってさらにセールスを拡大することになるはずです。
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クラウン製品企画主査の本間氏は16代目の開発の経緯をこのように振り返ります。

「初代の誕生以来、歴代のクラウンは革新と挑戦の歴史と言えるものです。お客様への期待にどのように応えていくのか悩みながら、開発を進めてきました。今回の16代目の開発にあたり、クラウンとは何かを見つめ直すことから始めました。原点回帰で見えてきたものは、常にお客様の幸せを願い、 新しいことへ挑戦し進化してきたという歴史の積み重ねでした。これはまさに革新と挑戦というスピリットそのものであり、我々のクルマづくりの原点でもあったのです」(本間さん)
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▲ クラウン製品企画主査 本間裕二氏。
またチーフデザイナーの宮﨑氏は、「進化させるためにはそれが伝統であってもどこかで変えていかなきゃいけないという思いがありました」と語ります。「デザインで言うと、このリフトアップしたセダンというものはこれまでありそうでなくて。コンセプトだけではなくて、実際にリフトアップしながらちゃんとクルマとして成立させるというのはすごく大変な作業でした。骨格がしっかりとしていて、欧州車に負けないだけのパッケージがあったので、それがクロスオーバーをつくるにあたっていい方に働いてくれました」(宮﨑さん)
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▲ クラウン チーフデザイナー 宮﨑満則氏(左)とチーフエンジニア 清水竜太郎氏(右)。
さらに新型クラウンのチーフエンジニアを務めた清水氏は、初代クラウンの開発主査である中村健也氏の「信念をもって人にモノを売るということは、『自分の心でいいと思うもの、本当にお客様の心が入ったものをつくる』ということだと思います」という言葉を引用し、「16代目では、いまトヨタが推し進めている“もっといいクルマづくり”の思想に基づき、駆動方式やボディ形状といった固定観念に囚われることなく、ユーザーのことを真剣に考え、時代に沿った新しいクラウンの開発を進めることができました」と述べました。
この、16代目クラウンの開発に注ぎ込まれた革新と挑戦のスピリットが販売面にも注入されることとなり、トヨタ初の車種専門店「THE CROWN」が誕生したというわけです。これらはクラウンを中心に人が交流していくことを目指すもので、クラウンの開発担当者との交流会を実施し、顧客の声をダイレクトにクルマ開発に活かすといった新たな取り組みにも挑戦していくといいます。
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日本人による、日本のための乗用車に対する時代の最適解

トヨタ自動車においてクラウンは、1953年に誕生したランドクルーザーに続く歴史があり、乗用車としてはもっとも長寿のブランドです。先出のチーフエンジニアの清水氏は最後にこんな話をしてくれました。
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▲ クラウンの「革新と挑戦」の歴史について語る清水氏。
「日本の地で、日本人の手で、日本の技術でつくる。1955年に生まれた初代クラウンはそうした想いから生まれた乗用車としての先駆けでした。その想いは70年がたった今もしっかりと受け継いでいます。クラウンはもちろんひとつの車種名ではありますが、今後はその枠を超えたブランドとしてしっかりと育てていきたいという想いもあります。そのために『THE CROWN』を全国に6店舗構えさせていただきました。これからも革新と挑戦を続けるクラウンにご期待ください」(清水さん)
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ちなみにいまクラウンシリーズでもっとも人気なのはSUVタイプの「クラウン(スポーツ)」です。おそらく昔のクラウンをよく知る人ならば、これがクラウンだと言っても信じないかもしれません。それほど若々しくアグレッシブなデザインです。実際に平均ユーザー層も20歳以上も若返っているといいます。

いまクラウンの購入を考えている方はもちろん、いつの頃からかクラウンのことを忘れていたという貴兄も是非一度「THE CROWN」に立ち寄ってみてはいかがでしょう。クルマ好きであればこそ、きっとクラウンの新たな挑戦に心動かされるはずです。

■ THE CROWN

THE CROWN 東京虎ノ門 03-6369-9845
THE CROWN 大阪千里 06-6871-7200
THE CROWN 横浜都筑 045-941-2011
THE CROWN 福岡天神 092-731-5555
THE CROWN 愛知高辻 052-883-6887
THE CROWN 千葉中央 043-246-7000

HP/「THE CROWN」サイト
クラウンブランドサイト

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