ランボルギーニの世界観をリラックスした雰囲気のなかで楽しめる、このランボルギーニ社のラウンジは、期間限定のかたちであればこれまでにもアメリカ・ロサンゼルスやオーストラリア・メルボルンなどで開設されてきたが、今回の「THE LOUNGE TOKYO」は常設。
期間を区切らないラウンジは、ランボルギーニ本社のあるイタリア・サンタアガタ・ボロネーゼ、アメリカ・ニューヨークに続いて東京が3施設目となる。日本が全世界でアメリカに次ぐ販売台数ランキングの上位国であることの現れだろう。
このコラボレーションは、ランボルギーニのチーフデザイナーであるミィティア・ボルケルト氏がパリ・コレクションで山本耀司氏と出会ったのがきっかけ。ボルケルト氏は山本耀司氏が手がける赤と黒のコントラストからなるスタイルと、ひとつひとつのアイテムに込められた卓越したクラフトマンシップに感銘を受けるとともに、ランボルギーニと「Yohji Yamamoto」は価値観に共通性があると直感。「Yohji Yamamoto」の2020-21年秋冬コレクションのテーマである「PARTISAN」のパターンを内外装にあしらったAventador Sをデザインしたという。
注目すべきは地下1階に設けられた『アド・ペルソナム』の専用スタジオ。『アド・ペルソナム』はランボルギーニが展開するパーソナライゼーション・プログラムで、新車をオーダーする際、内外装の仕様を自分好みに設定できるというもの。
新たにオープンした専用スタジオでは、ボディやインテリアのカラーサンプルを手に取り見ながら、本国から来た、ランボルギーニの専任スタッフとともに自分だけのランボルギーニをオーダーできる環境が整っている。今まではイタリアまで行かないとできなかったサービスが東京の六本木で受けられるようになったのだ。
「このラウンジができたのは、ランボルギーニがエクスペリエンスをデザインするブランドであるからです。ゲストの皆様には、ほんの少しサンタアガタ・ボロネーゼの魂を足したこの東京の中心のスペースで、ランボルギーニがもたらす本物のイタリアを感じ、楽しんでほしいと願っています」
「THE LOUNGE TOKYO」
住所/東京都港区六本木7-5-5
営業時間/月曜日~金曜日(10時~18時)
Email:concierge.tokyolounge@lamborghini.com