
イヴォークとスポーツの間を埋める、第四のレンジローバー
第4のレンジローバーであるヴェラール。ラインナップにおいては、イヴォークの上、レンジローバー・スポーツの下に位置する。超がつくぐらいデザインコンシャスという点ではイヴォークにより近い存在感だ。
イヴォークもすごいけれど、金属のかたまりを磨き上げて卵型にしたようなヴェラールもまた、驚くほど大胆なスタイリングだ。薄いヘッドランプにボディの同じような曲率を与えられたフロントグリルがかたまり感を強調。ドアのオープナーですら使うとき以外は格納されて存在感を消す。

ファッションが好きなひとは、グッチがトム・フォードを起用したり、ブルックスブラザースがトム・ブラウンのラインを作ったりしたことを思い浮かべるだろうか。すぐれたデザインはブランド力を強化する働きを持っている。
ヴェラールのデザインテーマはリダクショニズムだそう。ものごとから雑多な要素をそぎ落とし、コアにある真実を追究するという考え方と通じるテーマを採用したというのだ。
細部まで貫かれた美意識が生み出すコンテンポラリーな魅力

内装もこりまくっている。ひとつは「ブレード」と開発陣が呼ぶインフォテイメントシステム「タッチプロ・デュオ」のインターフェイスだ。黒いガラスの板のような表面をもつ。
触れないと各種コントロールが現れないのも、内装にシンプルな美を追究したリダクショニズムの思想なのだろう。

やるなら徹底的にやれ(さもないと大きく成功しない)。そんなビジネスの教えを体現するようなSUV。それが真実を意味するラテン語起源の車名を持ったヴェラールなのだ。
アルミニウムなど軽量素材を用いている
斬新なフロントマスクだがそれでもレンジローバー一族とわかる
ロンドンのデザインミュージアムを舞台に行われたお披露目のとき
あらゆるディテールにいたるまで緻密にスタイリストの手が入っている
英国のシンガー、エリー・ゴールディングもファンのひとりとか
ヴェラールを運転するエリー・ゴールディング
マンハッタンを走るヴェラール
ジャガーFペイス用の4WDシステムに手をいれフルタイム4WD化している
すべてのピラーをブラックにしたのはレンジローバーの伝統ともいえるデザイン手法
ブラックのルーフが車体の大きさを感じさせない
ロンドンのデザインミュージアムにて
スイッチ類がほとんど目につかないリダクショニズムをデザインランゲージに使ったインテリア
一部車種のシートはデンマークのクヴァドラ社の高級ファブリックが張られる
ほとんどのコントロールモニターはTFT液晶
ステアリングホイールまわりのコントロールも基本的にタッチセンサー式
インコントロールタッチプロは起動するとさまざまなモニターを表示
クヴァドラ社と共同開発したシート地のパターンはヴェラールのアイコンになっている
広々とした後席空間(スライディングルーフはおそらくオプション)
ドアオープナーはふだんはボディに格納されている
リモートキーでアンロックするとドアハンドルが電動でポップアップ
ドアといいかたまりにナイフで切り込みをいれたような完成度の高いデザイン
ロンドンはケンジントン・ハイストリートにあるデザインミュージアムでお披露目された
ランドローバーの車両におなじみオールテレインプログレス2などオフロードの装備も満載
オーディオスピーカーにもアイコンになっているパターンが採用されている凝りかた
初代レンジローバー(1970年発表)のテスト車両はメーカー名を隠すため「ヴェラール」(ラテン語で“隠す”から作った造語)とつけられていた
アルミニウムなど軽量素材を用いている
斬新なフロントマスクだがそれでもレンジローバー一族とわかる
ロンドンのデザインミュージアムを舞台に行われたお披露目のとき
あらゆるディテールにいたるまで緻密にスタイリストの手が入っている
英国のシンガー、エリー・ゴールディングもファンのひとりとか
ヴェラールを運転するエリー・ゴールディング
マンハッタンを走るヴェラール
ジャガーFペイス用の4WDシステムに手をいれフルタイム4WD化している
すべてのピラーをブラックにしたのはレンジローバーの伝統ともいえるデザイン手法
ブラックのルーフが車体の大きさを感じさせない
ロンドンのデザインミュージアムにて
スイッチ類がほとんど目につかないリダクショニズムをデザインランゲージに使ったインテリア
一部車種のシートはデンマークのクヴァドラ社の高級ファブリックが張られる
ほとんどのコントロールモニターはTFT液晶
ステアリングホイールまわりのコントロールも基本的にタッチセンサー式
インコントロールタッチプロは起動するとさまざまなモニターを表示
クヴァドラ社と共同開発したシート地のパターンはヴェラールのアイコンになっている
広々とした後席空間(スライディングルーフはおそらくオプション)
ドアオープナーはふだんはボディに格納されている
リモートキーでアンロックするとドアハンドルが電動でポップアップ
ドアといいかたまりにナイフで切り込みをいれたような完成度の高いデザイン
ロンドンはケンジントン・ハイストリートにあるデザインミュージアムでお披露目された
ランドローバーの車両におなじみオールテレインプログレス2などオフロードの装備も満載
オーディオスピーカーにもアイコンになっているパターンが採用されている凝りかた
初代レンジローバー(1970年発表)のテスト車両はメーカー名を隠すため「ヴェラール」(ラテン語で“隠す”から作った造語)とつけられていた