スタイリッシュな雰囲気は歴代で一番
新型LSのラインナップは大きく2つ。3.5リッターV6ツインターボエンジンのLS500と、3.5リッターV6に電気モーターを組み合わせたハイブリッドのLS500hだ。
世界初の温感リラクゼーション機能が備わるリアシート
彼女とのデートにこんな大きな高級セダンで?と思うかもしれないけれど、新型LSのもてなしはすごい。
本当は乗っていてほしいのは助手席だけれど、EXECUTIVEのリアシートはとりわけすごい。これも世界初を謳う温感リラクゼーション機能が備わるからだ。
肩から腰にかけてじわっと圧をかけてくれるマッサージ機能である。圧力を調節するマッサージ機能はこれまでどのクルマにもなかったものだ。ほんわかリラックスした気分になれる。
あらゆるところが凝りに凝っているインテリア
シート用表皮の頂点は「L(エル)アニリン」という超がつくぐらいソフトな感触のレザーだ。体を包みこむような優しさだ。これもEXECUTIVE専用だ。
従来の5リッターV8ハイブリッドを上回る駆動力を実感
走りを楽しませてくれるために本来無段の変速機にあえて10段を設定。内燃機関に通じる盛り上がっていくようなトルク感をハイブリッドでも味わわせてくれる。
レクサスによると、従来の5リッターV8ハイブリッドを上回る駆動力を生み出しているそうだ。それが体感的に納得できる加速力である。
シアター気分を味わえるマークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステム
そのあとクローズドのコースで、310kW(422馬力)の最高出力と600Nmの V6ガソリンエンジンのLS500を操縦したときも、運転が楽しいクルマだという、同じような印象を持った。
価格はベーシックグレードの980万円から1680万円まで
僕はとりわけAWDの安定した走りっぷりが好きだった。燃焼システムの見直しを受け、いかなる速度域からでもアクセルペダルの微妙な踏み込みにすばやく反応。
価格はベーシックモデルの980万円からで、トップモデルのLS500h EXECUTIVEは1680万円。内容に応じた、堂々たる設定だ。
LS500hのエアダムにはハニカムメッシュのグリルがはまる
全長5235ミリ、全幅1900ミリでホイールベースは3125ミリとかなり余裕あるサイズ
ゴルフバッグは最大4個までトランクに収まるという
大型TFT液晶を使ったインフォテイメントのモニターなど操作もしやすい
速度計と回転計に加えナビゲーション、運転支援機能などのモニターが表示される
あえてタイトに作られた運転席まわり
運転席のシートは降車時に座面が上がって足腰への負担を軽減する
タッチパッド式のコントローラーはフリックしたときにカーソルが人の感覚に合うように動く
レクサス初のデジタルミラーは夜間の視認性も確保される
LS500hのハイブリッドシステムにはリチウムイオン電池が採用された
サイドウィンドウのピラーはすべてブラックアウトして軽さを感じさせるとともにリアはショートデッキでクーペ的なスタイリング
EXECUTIVEは温感リラクゼーション機能や22ウェイの電動調節機能を持つシートに加えインフォテイメントシステムのために11.6インチの液晶モニターを備える
LS500hのエアダムにはハニカムメッシュのグリルがはまる
全長5235ミリ、全幅1900ミリでホイールベースは3125ミリとかなり余裕あるサイズ
ゴルフバッグは最大4個までトランクに収まるという
大型TFT液晶を使ったインフォテイメントのモニターなど操作もしやすい
速度計と回転計に加えナビゲーション、運転支援機能などのモニターが表示される
あえてタイトに作られた運転席まわり
運転席のシートは降車時に座面が上がって足腰への負担を軽減する
タッチパッド式のコントローラーはフリックしたときにカーソルが人の感覚に合うように動く
レクサス初のデジタルミラーは夜間の視認性も確保される
LS500hのハイブリッドシステムにはリチウムイオン電池が採用された
サイドウィンドウのピラーはすべてブラックアウトして軽さを感じさせるとともにリアはショートデッキでクーペ的なスタイリング
EXECUTIVEは温感リラクゼーション機能や22ウェイの電動調節機能を持つシートに加えインフォテイメントシステムのために11.6インチの液晶モニターを備える
ライフスタイルジャーナリスト。慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。いわゆる文化的なことが得意でメカには弱く電球交換がせいぜい。