公道も走れるサーキット仕様モデル
したがって、日常生活でも多様な使い方のできるスーパーカーというマクラーレンのトレードマークからの方向転換が慎重になされており、ドライバーとクルマの一体感をもっとも純粋な形で実現し、他のロードカーでは味わえない強烈なサーキット・エクスペリエンスを与えてくれるといいます。
800ps、800Nmの4.0リッターV8ツインターボエンジン
車重は1,198kgで、パワーウエイトレシオは驚異的な1.49kg/ps。この数字を見ただけで新モデルの性能の高さが想像できますが、加速性能や最高速度のデータは今のところ公表されていません。
セナを運転することができる幸運なドライバーのため、エンジニアたちはインテークから燃焼、排気にいたるエンジン全体が機械的なシンフォニーを奏でるよう設計しました。
「コンフォート」「スポーツ」「トラック」という3つのドライブモード
エンジンとトランスミッションの特性は、センターコンソールのアクティブダイナミクスパネルから、「コンフォート」、「スポーツ」、「トラック」の3モードを選択できます。どのモードでも荒々しい性能を実感することができ、瞬間的かつ強烈なスロットルレスポンスにより、ドライバーの背中はシートに張り付いてしまう、とのことです。
フルカーボンファイバー製超軽量ボディの採用で車重は1,198キロを実現
エクステリアは、「Form follows function(フォルムは機能に従う)」というマクラーレンのデザイン哲学を純粋な形で表現したもので、猛々しく有機的な形状は、ダウンフォースとエアロダイナミクスがバランスしている。
また、超合金のインコネルとチタンで作られたスラッシュカット仕上げのエキゾーストはリアデッキ最後部に取り付けられ、排気はパイプの角度を利用してリアウイングから排出される設計とされました。
インテリアの収納スペースはシート後方のチェンバーのみ
コックピットはカーボンファイバーを多用し、徹底的に無駄を省くとともに、乱雑にならないよう最小限の装備が施されたレーシングライクなものです。ドライバーの頭上にあるカーボンファイバー製コンソールには、エンジンスタートボタンとリリースメカニズム、ウインドスイッチを配置されています。
室内はデザイナーが助手席を取り外すことまで考えたほど余分な手荷物への考慮はされておらず、収納スペースはシート後方のチェンバーのみとなります。ただし、2人分のヘルメットとレーシングスーツを入れるには十分なスペースが確保されているようです。
生産台数は500台限定で、価格は67万5,000ポンド
マクラーレン セナは、2018年の第3四半期から英国サリー州ウォーキングのマクラーレン・プロダクションセンターにおいて手作業で組み立てられ、生産台数は500台限定。実車は18年3月の第88回ジュネーブモーターショーで披露される予定です。価格は67万5,000ポンド(邦貨で約1億260万円)からで、すでに全車両のオーナーが決定しているそうです。
公道でも走れる、マクラーレンの究極のサーキット仕様モデル「マクラーレン セナ」
「P1」、「P1 GTR」に続くアルティメットシリーズ3番目のモデルとなる
マクラーレンF1にインスパイアされたディヘドラルドアを採用
800ps、800Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載する
カーボンファイバー製「モノケージIII」シャシーにオールカーボン製のボディパネルが組み合わされる
2層構造の巨大なカーボンファイバー製リアウイングが迫力のリアビュー
エクステリアは、「Form follows function」というマクラーレンのデザイン哲学を純粋な形で表現
F1やP1にも採用したルーフ上の「シュノーケル」型インテーク
ボディはエアロダイナミクスが徹底的に追求されている
ホイールはセンターロック式を採用
フルバケットシートがおごられるインテリア。ドアの広い開口部によってヘルメットを着用していても簡単にアクセスできる
カーボンファイバーを多用し、徹底的に無駄を省いたコックピット。3本スポークステアリングには、フィードバックを純粋に受け止めるためにボタンもスイッチも設けられていない
エンジンスタートボタンとリリースメカニズム、ウインドスイッチが配置されたカーボンファイバー製コンソール
ギアポジションは、センターコンソールのスイッチでセレクトする
公道でも走れる、マクラーレンの究極のサーキット仕様モデル「マクラーレン セナ」
「P1」、「P1 GTR」に続くアルティメットシリーズ3番目のモデルとなる
マクラーレンF1にインスパイアされたディヘドラルドアを採用
800ps、800Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載する
カーボンファイバー製「モノケージIII」シャシーにオールカーボン製のボディパネルが組み合わされる
2層構造の巨大なカーボンファイバー製リアウイングが迫力のリアビュー
エクステリアは、「Form follows function」というマクラーレンのデザイン哲学を純粋な形で表現
F1やP1にも採用したルーフ上の「シュノーケル」型インテーク
ボディはエアロダイナミクスが徹底的に追求されている
ホイールはセンターロック式を採用
フルバケットシートがおごられるインテリア。ドアの広い開口部によってヘルメットを着用していても簡単にアクセスできる
カーボンファイバーを多用し、徹底的に無駄を省いたコックピット。3本スポークステアリングには、フィードバックを純粋に受け止めるためにボタンもスイッチも設けられていない
エンジンスタートボタンとリリースメカニズム、ウインドスイッチが配置されたカーボンファイバー製コンソール
ギアポジションは、センターコンソールのスイッチでセレクトする