スーパーSUVというコンセプト
さらに、「家族や友人など4、5人を乗せて日常使いができ、サーキットから高速道路、都市部から荒地までの全てに対応できる、今までの市場にない完全なニュープロダクトなのです」と新型SUVの万能性を強調。これにより、ランボルギーニのユーザーになる新しいファミリーを数多く迎えることができるようになったと語りました。
「ウルス」の車名は大型の野生牛が由来
目の前に現れたウルスは、新しいランボルギーニの時代が始まることを象徴する純白のボディカラー。全体の3分の2がボディ、3分の1がウインドーというエクステリアは、ランボルギーニ・スーパースポーツカーの伝統を引き継ぐもので、SUVとしては異様に低く構えたデザインとなっていました。
その内側には市販モデル中最大となるフロント440mm、リア370mm径のカーボンセラミックブレーキが装着されていて、高性能SUVであることをアピール。
広い後席を備えたインテリア
公開されたモデルにはレッドカラーのレザーシートが装備され、ブラックとシルバー、カーボンを使用した各パーツとのコントラストがスポーティさを強調するモデルとなっていました。
SUVで0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hを達成
中低速域から強大かつフラットなトルクを発生する特性を持ち、あらゆる場面を走行することが想定されるSUVモデルとして最適の選択だといいます。乾燥重量2,200kg以下、パワーウエイトレシオ3.38kg/hpを誇り、パフォーマンスは0-100km/h加速3.6秒、0-200km/h加速12.8秒、最高速度305km/h、100km/hからの停止距離33.7mというスーパースポーツカー顔負けの性能を発揮します。
あらゆる走行シーンに対応するドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」
右側の「EGO」モードでは、快適な乗り味からスポーティでアグレッシブな走りに対応するセッテイングまで、ドライバーの好みに応じてカスタマイズすることができる。これを可能にしたのが、ランボルギーニ初の電気機械式アクティブロール・スタビライゼーションシステムと、アダプティブ・エアサスペンションです。
レベル2の運転支援システムを装備
発表会終了後にインタビューに答えてくれたドメニカリCEOは、「ランボルギーニはウルスを発売することで、2019年の生産台数をこれまでの約2倍となる7,500台に設定しました。このため生産拠点であるイタリアはサンタ・アガタ工場の面積を2倍の16万㎡に拡大。さらに新たな従業員も500人規模で雇い入れました」と語りました。
今後の予定は、ウルスの販売が安定する正しい時期を見極め、新たにハイブリッドモデルを投入することだと言います。デリバリーは2018年春を予定しており、日本での価格は2,574万円となる。
ランボルギーニ第3のモデルであり、初のSUVであるウルス
ボディサイズは全長5,112×全幅2,016×全高1,638mm
ホイールベースは3,003mm
23インチホイールの奥にはフロント440mm、リア370mm径のカーボンセラミックブレーキが収まる
六角形のエアベントなどがアヴェンタドールやウラカンと兄弟であることをアピールしている
ブラックとレッドのツートーンがレーシーな雰囲気を醸し出す
ロングホイールベースゆえ後席スペースも充分に確保されている
最高出力650hp/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン
センターコンソールには、ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」のセレクターが設置される
メーターパネルには今やスタンダードともいえるバーチャルメーターを採用
トランクスペースは、ゴルフバックを2、3セット積めそうな容量616リッターを確保
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO
ランボルギーニ第3のモデルであり、初のSUVであるウルス
ボディサイズは全長5,112×全幅2,016×全高1,638mm
ホイールベースは3,003mm
23インチホイールの奥にはフロント440mm、リア370mm径のカーボンセラミックブレーキが収まる
六角形のエアベントなどがアヴェンタドールやウラカンと兄弟であることをアピールしている
ブラックとレッドのツートーンがレーシーな雰囲気を醸し出す
ロングホイールベースゆえ後席スペースも充分に確保されている
最高出力650hp/6,000rpm、最大トルク850Nm/2,250-4,500rpmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン
センターコンソールには、ランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロール「Tamburo」のセレクターが設置される
メーターパネルには今やスタンダードともいえるバーチャルメーターを採用
トランクスペースは、ゴルフバックを2、3セット積めそうな容量616リッターを確保
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO