ドライバーを替えるなど多くのチームが体制を変え注目されるなか、K2 R&D LEON RACINGは昨年と同じ体制のまま、今年のレースに臨むことになった。
胸をなでおろす暇もなく、予選Q2に。その直前から突然、雨が降り始め、路面は完全なウェットコンディション。蒲生尚弥選手はレインタイヤでアタック開始。4番手に食い込むタイムを叩き出した。
翌8日、相変らず寒い日曜日。不安定な天候も14時40分のスタートを迎える頃には青空に。そんななか2列目、4番グリッドという好位置からのスタートで迎えた決勝では、まず黒澤選手がマシンに乗り込む。しかし、じわじわとポジションを下げざるを得ない苦しい展開に。そして29周目に蒲生選手に交替。この時、リア2本のみのタイヤ交換で蒲生選手がピットアウト。タイヤ交換2本分の時間を稼ぎ、タイムロスを最小限にしてポジションアップ。全車がピットインを終えた時点で蒲生選手は3位まで浮上することに。