2019.02.24
下関の美味いもん、東京で食うか現地で食うか
日本海、瀬戸内海、関門海峡、3つの海に囲まれた山口県下関市は魚が美味い街として有名です。ふぐやのどぐろなど、こちらの名産を「下関三海の極味」と命名してブランド化しようというお披露目会に行ってきました。
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森本 泉(LEON.JP)
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いつの頃からか編集部も近い銀座を中心に、全国道府県のアンテナショップが軒を並べるようになりました。以前なら現地に行かねば買えなかった特産品やおみやげが、ずらりと並んでいます。どの店もそこそこ賑わっているし、私もよく訪れて、知らなかった名産品や日本酒を購入しています。
都市に人口が集中して地方は過疎化が進み、どこの自治体も生き残りに必死です。都道府県単位だけでなく、市町村単位でも、ふるさと納税に限らずさまざまな取り組みを行っています。
先日お邪魔したのは山口県下関市が主催したPRイベントでした。下関と言えば本州最西端で、日本海、瀬戸内海、関門海峡の3つの海と面しているので、何と言っても美味しい海の幸が有名。ふぐやのどぐろ、くえ等々。これらをブランド化して全国で売り出そうと、この地で採れる魚介に「下関三海の極味(しものせき・みつみのきわみ)」と命名し、お披露目しようというのが趣旨でした。
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日本料理を担当したのは赤坂の名店「帰燕」の料理長、石塚啓晃さん。のどぐろ、とらふく、クエを使った料理がふるまわれました。
まずは「下関産のどぐろ自家製ごまどうふのお椀」。
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3品目は「下関産クエとふきのとうの百年餅の揚げだし蟹と菜の花の餡かけ」
まずは「下関産剣先イカのパスタ仕立て」
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最後は「下関産サワラのポワレもち米のリゾット」
こちらも文句のつけようがありません。剣先イカのパスタはまさにアイディアの逸品。ニンニクの利いたバター味が食欲をそそります。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
地域のグルメを旅の起爆剤として活用しようとするローカル・ガストロノミーは、いま、注目のトレンドです。下関市にしても、できれば、産物のブランド化だけでなく、地元に旅行者が増え、現地で美味しいものを食べる人が増えていくのが理想でしょう。もちろん今ならインバウンド需要も見込めますし。