2019.07.10
メルセデスベンツが完全EVを発表! EQCの詳細をリポート!
全世界的にEV化の流れが加速しています。そしてついにメルセデスベンツの完全EV、EQCが日本に上陸!そのスペックはもちろん、サポートなどの販売戦略にも話題が集中しています。その内容とは?
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文/高橋大(LEON.JP)
LEON.JPのタカハシです。
いよいよ電気自動車の時代が本格化しそうです。
というのも、ここのところ各メイカーが電気化を表明し、新車を登場させていましたが、ついに、自動車業界の巨人、メルセデスベンツの完全電気自動車が日本でも発表されたからです。
もちろんすでにニュースなどでご存じの方も多いと思います。プロダクトとしてはもちろん完璧主義のメルセデスですから、間違いない感じ。
スペックをさらりと見ても、電気自動車に多くの方が持っているであろうネガをかなり無くしていることが分かります。
満充電で400km(WLTCモード)。これはかなり実用的なレベルです。
さらに、ナビには最寄りの充電所の位置情報も出るそう。
充電時間は普通充電だと13時間、急速充電で80分。
ここはまだまだ化石燃料と同様というわけにはいかなそう。
おそらく充電スピードも徐々に改善してくのでしょう。
そして、ここからは走りの部分なので、趣味的な範囲でもありますが、そのパワー感がスゴイ!
前後二基のモーターを備えるのは、他社4WDと同じですが、
最高出力は409PS、最大トルクは765N.m!!
最大トルクの数値はAMG GT Cよりもあります。
なので、車重も2,495kgとヘビー級ですが、その加速は5.1秒とかなりの俊足。
まず、驚くのは全国に約21,000基ある充電サービスが1年間無料!
これ、ガソリン代1年無料といってるのと同じで、これだけでもかなりびっくり、なんですが、まだまだあります。
さらに、一般保証も5年間10万キロと、通常の倍近く。さらに、さらにバッテリーの劣化にたいしても8年、16万キロまで保証。自宅などに充電器を設置する際の費用を10万円サポート。
高級車といえどもこれだけのサービスを付帯したものは過去無かったでしょう。
でもって、その価格も戦略的。
個人的にはこれはかなりのバーゲンプライスに感じますが、果たして市場はどう受け止めるのでしょう。
タカハシ的には、メルセデスのこの本気モードがEVマーケット全体に及ぼす影響は大きいと思います。
今後きっと各社がEVシェアの拡大のためにいろいろ仕掛けてくるハズなので、エンドユーザーの我々にはいいことがいろいろと増えてきそう。
というわけで、EQCは結構エポックな存在だと感じております。
そうそう、EQCはなんとオンラインストアでも購入可能なんです。
いやぁ〜時代は動いていますね!
ではまた!
メルセデスベンツ EQC
全長×全幅×全高(mm) 4,761×1,884×1,623
車両重量(kg)2,495
最高出力:408ps 最大トルク:765Nm
EQC 400 4MATIC 1080万円(税込)
EQC Edition 1886 1200万円(税込)
www.mercedes-benz.co.jp