デートにぴったり♡な“精進料理”を初体験した件

こんにちは、LEON.JP編集部の吉田です。
 
コロナ禍の出口がようやく見えてきた感のあるこの頃。約2年半の間に健康意識が高まった方もいらっしゃるのではないかと。かくいう私も、やっぱりカラダが資本・健康第一と以前にも増して実感するようになりました。
 
「You are made of what you eat.」を肝に銘じつつも大好きなラーメンはやめられず、余分な食事のカロリーは運動で燃やせばいい……というシンプルな(?)ライフスタイルで健康を維持してきたぶん、私が今回出合った精進料理は実に衝撃的だったんです。

元来、仏教の修行僧たちのための食事は、現代では断食道場やお寺宿泊体験などで提供される“ストイックな料理”というイメージだったのですが、今回、ラグジュアリーホテルの「ザ・ペニンシュラ東京」が開発した精進料理に、私の固定概念は完全に打ち砕かれた次第。

ご覧ください、目にも鮮やかなコチラの朝食メニューを！ 酒蔵仕込みの「葉隠れ味噌」を塗り、香ばしく焼きおにぎりのように仕上げた五穀米（もち麦・赤米・黒米・お米・稗）に岩のりとインゲン、フルーツトマト、蓮根チップをオン。これに、加賀棒茶を加えた野菜出汁を回し掛けてお茶漬け感覚でいただけば、やさしい滋味深さがカラダ中に染み渡ります。

精進料理の第一人者として知られる棚橋俊夫氏の監修によって生まれたメニュー「ナチュラリーペニンシュラ inspired by SHOJIN」には、こんな洋風な料理も登場。コチラも朝食メニュー同様に、精進料理の基本である安全でサステイナブルな植物由来の食材が使用されていて、添加物や着色料、香味料、保存料は使われていません。
 
西洋ねぎのリークの出汁にケール、そしてメイクイーンを入れて作ったスープは、野菜類の甘味や旨味だけでなく濃厚なボリューム感も楽しめます。中央の豆腐ペーストをお好みでスープに溶かして味の調整も可能。ホウレンソウ入りのフォカッチャもスープを引き立てる名脇役です。

これら２品はホテル1階の「ザ・ロビー」にて提供中です。

そして、棚橋氏が手がける精進料理の真髄をじっくりと味わうなら、コチラの「一汁一菜」がオススメです。汁物は高糖度のシュガートマトを使った赤出汁、初夏にかけて旬のウスイ豆のご飯はもちろん美味しくカラダにやさしいことを感じられますが、特に中央のメインディッシュが出色です。

ブルーベリー、ラズベリー、ビーツ、枝豆、そして木綿豆腐に練りゴマを加えた白和えは、見た目が華やかなうえボリュームも満点！ かなりお腹に溜まる感じです。

そして、質素さとは無縁でありつつも、高品質で栄養価の高い食材がふんだんに使われたコチラの精進料理は、ルームサービスのみで提供しています。

というのも、実は「ザ・ペニンシュラ東京」では2022年の12月18日(日)まで、食だけでなく、フィットネスやメディテーションも含める“ウェルネス”に特化した宿泊プランを展開しているんです。

期間中は日々、ホテルのインストラクターによるグループレッスンやパーソナルトレーニングが実施されるだけでなく、7月３日(日)には日本にヨガをもたらした先駆け的存在のケン・ハラクマ氏によるヨガ＆メディテーションのワークショップを、9月4日(日)には指圧を創業した浪越家の3代目・孝氏によるセルフ指圧講座が開催され、このあたりにも、ホテル側の本気度がうかがえますね。

さらに、「ザ・ペニンシュラ スパ」では安眠やストレス緩和に導くさまざまなトリートメントプラン「バスリチュアル」も用意。アーユルヴェーダに基づいた、リラックス効果の高いバスアメニティなども販売中です。
 
カラダの内側と外側の両面から、ゲストの生命力UPにアプローチする本プランは、大切な彼女とシェアしたり、自分へのご褒美にしたりするのに最適かと。せわしない日常から隔離された「ザ・ペニンシュラ東京」で、カラダも心も幸福な状態＝ウェルビーイングをとことん追求してみてはいかがでしょうか？