2019.11.27
120分で五感が目覚める!? 大人デートにリッチな暗闇体験を
超情報化社会の到来が叫ばれる現代。神宮外苑の異空間で、サクッとリフレッシュしてみてはいかがでしょう?
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文/岸澤美希(LEON.JP編集部)
2019年も残すところ約1ヶ月(!)って驚きですよねぇ。「令和」もすっかり耳に馴染みました。
年の瀬に向けて仕事においてもプライベートにおいても、皆さまの多忙は極まることかと……。その前に一息つけるプログラムを体験してきたので、ご紹介させていただきます。
心理学の観点では、インターネットや電話で社会に繋がりすぎると精神的疲労が溜まると言います。その反面、現代では直接の対人コミュニケーションが減る傾向に。実は、地域のコミュニケーションや井戸端会議は精神的ストレスの軽減に効果的だったということがわかっており、現代人は精神的疲労を解消する場面を持ちにくい、と言えるのです。
そして、精神的疲労の問題点は、自覚しにくいということ。そして、身体を休めるだけでは解消できないということです。
……と、ちょっとカタい内容でしたが、ではそんなストレスフルなわたしたちはどうやって心を休めればいいのでしょう?
そこで、試していただきたいのが、「情報をシャットダウンする」こと。
そんなプログラムを体験できる施設が、先日オープンしたばかりの三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアに、常設されているのです。プログラム名は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。純度100%の暗闇空間での感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャルエンターテイメントです。
暗闇の中で過ごすのは、たっぷり120分間。時間が経っても"目が慣れる"ことのない暗闇の案内人は、視覚障害者の方々です。視界がなくなると、失われた視覚情報を補うように他の感覚が目覚め始めるのを感じられるはず。
定員は8名で、もちろん初対面の方も含まれます。が、真っ暗闇では、協力し合わなければ先に進めないので、声を掛け合い、手を取り合うことに。すると、日常では背格好や年齢、肩書きを加味して他人を見ていることに気付かされるはず。声や話し方、手の感触から、どんな人だろう……と想像は膨らみます。
「……それって、どういう感覚?」と気になった方は、ぜひご体験を。これから先のことは、実際に体験してみないとわからないので。そして、暗闇から出た時に必ず、そこで起きたことを他人に話したくなっているはず。
新幹線にも乗らず、航空券もなしに行ける異空間では、およそ映画1本分の時間が瞬く間。暗闇でお尻を触られるかもしれない恐怖(笑)が、仲良くなりたい/距離を再確認したいカップルや夫婦を近づけてくれるかも?
暗闇で心身ともにリフレッシュしたら、仕事もアソビもはかどることですよ。それではまた、次回のブログにて!
■ ダイアログ・イン・ザ・ダーク「内なる美、ととのう暗闇。」
場所/三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア 2F
住所/東京都新宿区霞ヶ丘町11-3
体験時間/11:00、13:30、16:00、18:30
体験時間/約 120 分
※開催がない日程・お時間もあります。詳細は予約ページにてご確認ください。
※18 歳未満は体験できません。
チケット予約/各回定員 8 名。事前予約制となります。以下予約ページよりご予約ください。 なお、チケットは毎月 1 日に 3 か月先までのものを発売予定。
チケット予約サイト/https://did.dialogue.or.jp/totonou/
●料金/1万2000 円(税込み)