すっぽんパワーで師走を駆け抜けます！

年の瀬も迫ってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか？　LEON編集部の武田です。

職業柄、年中忙しない日々を過ごしていますが、やはりこの時期は特に慌ただしく。活力を求めて「ホテル ニューオータニ」内の日本料理店「紀尾井町 藍泉」へ、すっぽんを食べに行ってきました！

この日いただいたのは、『すっぽん鍋と季節の味覚』（1万円）。先付けから甘味まで8品で構成され、ボリューム満点のコースです。今回はそのうち3品をご紹介いたします！

まずは焼物『鮎酢焚き 玉蜀黍かき揚げ』。
酢焚きされた鮎は頭からすべて美味しくいただけるほど柔らかく仕上げられており、ペロッと一匹平らげちゃいました。酢焚きといえど酸味は抑えられていて、むしろ心地よい甘みが感じられ、アユの旨味を引き出しています。

トウモロコシのかき揚げは、薄い衣がサクッとした歯に当たった瞬間にとうもろこしのはじけるような食感とフルーツを思わせる甘みが襲ってきます。控えめに振られた塩が、その甘みをより引き立てていて、実に美味。

続いては、蒸し物『フォアグラ茶碗蒸し』。
こちらはとにかくフォアグラが濃い！その濃厚な旨味をじっくりと味わいながら、日本酒をクイッといくのが最高です。さらに、ねっとりと舌に絡みつく食感にドキドキしちゃいます❤

そしてお待ちかねの鍋『すっぽん鍋 松茸 豆腐 長葱』です。
こんなにグツグツの状態で、すっぽんのダシやマツタケのいい香りを漂わせて登場するのですから、食欲が爆発してしまうのは致し方ないですよね。で、品がありながらも各食材が織り成すガツンとした強い旨味が、口の中で、いや、もはや脳内で爆発します。見た目にやられ、香りにやられ、そして味にやられる……。さらには元気になって、お肌もプルプルになるのですから、もう最高じゃありませんか！

そのほかにも季節ならではの味覚を活かした美味しいお料理がいただけますから、ぜひ一度訪れてみてくださいな。