世界トップレベルの一杯をブルガリ ギンザ・バーにて！

こんにちは！ 酒の一滴は血の一滴、自称お酒担当、LEON編集部の赤松です。

毎年恒例の世界バーランキング「The World’s 50 Best Bars」のアワードがシンガポールにて開催されました。そんなイベントと、この心地いい気温が相まって、秋はなんだかカクテルが飲みたくなる季節です。

で、今回「ブルガリ ギンザ・バー」にて、ゲストバーテンダーが来る！というお話を聞き、お酒担当として勉強せねば！ということで行って参りました。今回のゲストは今年のバーランキング46位に輝いた「ロカーレ フィレンツェ」のバーマネージャー、ファビオ・ファンニさん。

イタリア出身の彼は16歳で接客業のキャリアをスタートし、その後6年間に及ぶロンドンでの生活を通して経験を積んだのち帰国。新たなステップとして「ロカーレ フィレンツェ」にてバーマネージャーをされています。本イベントではオリジナルカクテル4種と、ブルガリ ギンザ・バーのカクテル2種が提供されていました。

私が最初にオーダーしたのは「ベルベットブレックファスト」。“ブレックファスト”つまり朝食という言葉が気になりとりあえず飲んでみると、驚きのコーンフレーク風味！ コーンフレークにミルクを注ぎ、最後に残った甘いミルクをカクテルにしたら……というテーマで作られた一杯だそうです。

カクテルベースは最近よく聞くアイリッシュウイスキー「バスカー」と杏仁豆腐のような風味が甘くて美味しい「ディサローノ ベルベット」。コーンフレークの風味は、実際に付け込んで風味を抽出しているそう。とっても美味しい大人の夜の朝食でした。

お次にオーダーしたのはみんな大好き「エスプレッソ マティーニ」（奥に少しだけ見えているのがそれです。きちんとした状態で撮影できてなくてすみません……。撮る前に飲んじゃいました汗）。ベースは「バスカー シングルモルト」。で、驚きだったのは黒味噌を使っていたこと。

飲んでみると、コーヒーの苦味の中にほんの少し甘塩っぱい旨みを感じるような。それが個人的にはみたらしっぽさにも思える不思議な感覚。するする飲めちゃうせいで私はこの辺からほろ酔い。

最後にオーダーしたのは「ノッチョーロ」というカクテル。イタリア語で“ヘーゼルナッツ”や“芯”という意味です。

こちらもベースはバスカー。飲んでみるとしっかり塩味を感じてこれってほんとにバスカー？ という意外性が。お話を聞くと「塩水」も入っているそう。ごくシンプルな塩＆水なのに、使い方次第では意外性が生まれるのは驚き。で、バスカーの味わいと塩っぽさ、そんななかにも果物のフルーティーさや、ディサローノの甘味もほのかに感じられる複雑で美味な味わいでした。

半年間、本誌カクテル連載でお世話になったブルガリ ギンザ・バーのバーマネージャー川久保さん＆フィビオさんの輝く笑顔のツーショットも抑えてこの日は終了。

そしてそして！ 明日10月25日（水）、明後日、26日（木）にもシンポジアを開催とのこと。

ゲストはナポリのバーで、今年のバーランキング44位の「ランティクアリオ」よりアレキサンダー・フレッツァさんが登場します。 アレキサンダーさんがシンポジアで提供するカクテルはその後1カ月間、ブルガリ ギンザ・バーで楽しめるそう。

どんなカクテルが登場するのか、楽しみ！ みなさまもぜひ、世界レベルのレアな一杯を銀座でお楽しみくださいませ！

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