虎ノ門にて酔いどれカクテルジャーニー！ 「GOLD BAR COCKTAIL FESTIVAL」をプレイバック

こんにちは！ 酒の一滴は血の一滴、LEONの自称お酒担当赤松です（久しぶりに言ったなぁ）。
今回私がお邪魔したのは、東京エディション虎ノ門にて開催された「GOLD BAR COCKTAIL FESTIVAL」。
国内外から６名の著名なバーテンダーがキャスティングされた、カクテル好きにはたまらないイベントです。

私が乗り込んだのは15時半ごろ。二部に分かれたうちの一部、後半での参加でした。会場は大盛況により、すでに売り切れているカクテルもちらほら……（泣）。ですがここでしょんぼりしていてはいけません。第二部のバーテンダーさんが早めにスタートするという噂を聞き、早めに列に並んでカクテルをゲットすることができました。

こちらは、沖縄「El Lequio」のバーマネージャー、杉浦 聡さんが作る一杯「TOMMY’S OKINAWA SOBA」。紅生姜、豚肉のジャーキーがガーニッシュとして使われている、見た目からしてまさに沖縄ソバ。出汁っぽい旨みも感じながら「ドン フリオ ブランコ」の味わい、ライムのさわやかさが絶妙な、料理のような飲み口でした。

こちらは同BARの「KOKUTO DE TIRAMISU」。名前の通り、ティラミスな見た目のカクテル。マスカルポーネと黒糖の相性は抜群で、もったりした味わいですがラム「バカルディ クアトロ」のさわやかさやウッディな風味も感じられてしつこさはまったくなし。スルスル飲めちゃいますが、多分危険な一杯……。

続いては、韓国の「Soko Bar」、Sokoさんの一杯「LIME TREE」。クラフトジン「ROKU＜六＞」を使ったジンソーダですが絶対にジンソーダ、だけではない樹液っぽさを感じる不思議な味。おそらく配合されている「ライム コーディアル（ライムジュースを濃縮して作られるシロップ）」に秘密があると思いつつ、考えながら飲んでいるうちに気づいたら完酒。

続いては、ネグローニのような見た目のこちら。ベトナムの「Eniguma」よりVuさんのカクテル「SARSI」です。「ウッドフォードリザーブ」、ベトナムの紅茶、赤ワインシロップ、なんかが入っている甘くてほろ苦い一杯。ほんのり甘塩っぱい塩チョコレートな風味もする、複雑、けれどもバランスのいいお味でした。お代わりしそうになるのを耐えて……次に行きます。

こちらはインドの「HOME」、Santanuさんのカクテル「EPHORIA」。ラム「バカルディ カルタ ブランカ」、パイナップル、ピーチ、オレンジ、とちょい甘そうなフルーツの並びですが、ここにスパイスが入り個性がプラスされ、飽きのこない味わいに。このあたりで私はほろ酔いモード、まさにEPHORIAな感じに。ふわふわしているなかDJがセレクトしている音楽も心地よくて……小躍りしながら、次、行きます！

お次にいただいたのはベトナムのBAR「Hybird」、Duongさんが作るカクテル「Sun Down」。「ドン フリオ ブランコ」が使われていて、テキーラの風味はしっかりするものの、尖った感じはまったくなく、超上質な某スポーツ飲料のような一杯（酔っ払いに優しい！）。聞いたことのない果物とスパイスが入っていて、まだまだ世界には未知なる味があるのだなぁと夢が広がりました。いろんな国に行ってお酒飲みたいなぁ……。

続いていただいたのが（そろそろ飲みすぎかな）同BARの「BLACK TOMATO」。ラム「バカルディ カルタ ブランカ」、味噌（！）、ホワイトチョコレート（！）、トマト、というなかなか激しい組み合わせでしたが、それが不思議とまとまっている……。

表現するのが非常に難しいのですが、ラムのさわやかさ、味噌の旨み、チョコレートの甘さが喧嘩せず、けれどもそれぞれの個性も感じるお味。甘味と旨みが足されたトマトサワー……と言ってしまうとそうなのですが、もっと複雑で。

と、いただいたカクテルは全７種類。全部美味しかったなぁ……。バーテンダーさん達のそれぞれのご出身によって個性が出ていて、まさに旅をするみたいに楽しめました。

さて、会場となったGold Bar at EDITIONは近々シグニチャーメニューが一新されるそう。これはまたここに飲みに行かねばなりません。肝臓を整えて、来る日に向けて準備しておきます。