2020.12.15
メルセデス AMG A 45とBMW 2シリーズ グランクーペはミニマッチョ!
サッカーで言うところの、スペインで活躍する日本代表・久保建英選手。比較的小さいカラダにもかかわらず、その能力、ポテンシャルは計り知れず。今回はそんな“ミニマッチョ”なクルマに乗ってきました。
- CREDIT :
文/近藤高史(LEON)
そんなワタクシがいま、注目をしているのは“マッチョなクルマ”。ひと言にマッチョといっても、見た目から中身までさまざまなマッチョなクルマがありますが、今回ご紹介するのは“ミニマッチョ”。そう、読んで字のごとく、ボディサイズはそれほどでもないながら、そのスペックが高くて走りが楽しいクルマのこと。個人的にはアウディTTクーペなんかも大好物なのですが、今回は表題の2台に乗ってまいりました。
また、A 35のドライブモードが「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ プラス」なのに対してA 45は同じ3モードに加えて「レース」!というモードが付いていて、これを選択するとちょい危険な香りのする赤色にモニターが変わるのも楽しい味付けとなっている。
かつて“街の遊撃手”なんてキャッチコピーの国産自動車がありましたが、これは言うなれば“街のトリプルスリー”くらい? なんて思った次第。駐車場で悩む心配もなく、実に小気味のいい相棒となり得そう。
BMW初のコンパクト4ドアスポーツクーペは、全長で3シリーズより20㎝以上も短いので、こちらも後席はあるものの、ひとりで走りを楽しむか、ふたりでドライブを楽しむという使い方がオススメかと。
むしろ、最新のクルマで小さいのに速いという日本人好みなところは、から興味をもって見られていたと思います。そして、一番驚いたのが、アクセルを踏み込んだ時の“音”。ノーマルモードでも楽しめるがSモードだとなおさらで、滑らかで力強い回転とともに、低音が強調された(下腹に響くような)スポーティなエグゾーストサウンドが楽しくて仕方なかった。ラゲッジルームの広さ(+後席は可倒式)も申し分なく、駐車場事情などでお困りの方にもオススメの一台です。
とまあ、メルセデスとBMWが誇るミニマッチョなクルマを堪能したこの秋。昔から学校のクラスに背は低いけど運動神経が良くて、話が面白くてモテる子っていましたが、まさにそんな感のある2台でした。女性からも「可愛い」をもらえそうなボディサイズだし、次に選ぶクルマの候補にぜひどうぞ!
メルセデス AMG A 45 S + 4MATIC Edition1
全長×全幅×全高:4445×1850×1410㎜
車重:1650㎏
エンジン:2.0リッターDOHC直列4気筒ターボチャージャー付
最高出力:310kW(421PS)
最大トルク:500N・m
価格:928万円(税込)~
■ お問い合わせ
メルセデスコール 0120-190-610
HP/www.mercedes-benz.co.jp
BMW M235i xDrive グランクーペ
全長×全幅×全高:4540×1800×1430㎜
車重:1590㎏
エンジン:2.0リッターDOHC直列4気筒ターボチャージャー付
最高出力:225kW(306PS)
最大トルク:450N・m
価格:665万円(税込)~
■ お問い合わせ
BMW カスタマー インタラクション センター 0120-269-437
HP/www.bmw.co.jp