時計女子がもだえたレディースウォッチ。ギフトにいかがです？

こんにちは、LEON.JPの岸澤です。今回は、日課の時計ウォッチング中に心をワシ掴みにされたレディースウォッチを皆さまにこっそりお伝えしちゃいますー。　

さて、時計をよく購入する男性からよく聞くのが、「パートナーから時計ばかり買っていることを非難されるので、パートナーの時計も一緒に買って許してもらう」というハナシ。時計好きの女（私）からすると、そんな太っ腹なパートナーをもつ女性はうらやましい限りですが、そこは一旦置いておいて。男性として悩ましいのは「では、どんな時計がいいのか」でしょう。

まず、目利きの男性としては、パートナーにも「語れる時計」を身に着けてもらいたいはず。機能・仕上げともに一流である方が、ご自身も納得して購入できるでしょうし。そして、女心にも響くデザインであることも絶対条件ですよね。

女性目線で大切なのは、第一にデザイン、第二に使い勝手です。男性がいつまでも「男の“子”心」を持っているように、大人の女性の中にも多かれ少なかれ“ファンシーなものにトキメク心”がある、と思うわけで。ご紹介する2本は、（少なくとも）私の「女の“子”心」にはズバーン！と刺さりました（笑）！

そして、使い勝手としては自動巻きかつ磁気帯びしにくいのがミソ。これまでレディースウォッチでクォーツ式が一般的だったのは、小さいケースに搭載する自動巻きムーブメントでは巻き上げ効率が悪かったため。しかも、ネイルをした指でリュウズは巻きにくい上に、ネイルがハゲてしまう。でも、近年では各社の企業努力により、巻き上げ効率の良い小型ムーブメントが登場していますし、さらに、帯磁しにくいシリコン製ヒゲゼンマイを採用したものなら精度も落ちにくいんです（ちなみにクォーツ式も帯磁はします）。もちろん、定期的なオーバーホールは必須ですが、長〜く使えるのも機械式の魅力です。

と、前置きは長くなりましたが、以下、そんな器量良し＆機能良しな2モデルをご紹介します。

33.2mmという使い勝手の良いサイズ感に、繊細なダイヤセッティング。秒針のキューピッドの矢は無事、ハートを射止めたようです。

同ブランドではムーンフェイズが有名ですが、あえて3針とデイトのみのシンプルな機構を選ぶのも、時計初心者の女性に対しては心憎いばかりの気配りでしょう。機構が増えるとそれだけ設定や操作が複雑になりがちですから、まずは扱いやすいものを贈るのが大切です。

「ブランパン」お得意のマザーオブパールダイヤルは、雲か綿菓子のような趣で女性の腕元で柔和に輝きますよ。

オーバル・ダイヤルがアイコニックな「クイーン・オブ・ネイプルズ」からも限定モデルが登場。中央の窓には時刻が表示され、6時位置にハート型の分針がオフセットされています。

そして驚くべきは、この分針のハート型は一周する間に微妙にカタチを変えること。その様は、移り気な彼女のハートそのものかも？ ちなみに、この機構は「ブレゲ」の新たな機構なのだとか。大人の女性にふさわしいエレガンスをもちながら、遊び心も満点なモデルです。

どちらも世界限定28本の貴重なモデルなので、大切な女性へのギフトとしてご一考下さいまし。う〜ん、私も欲しい（笑）！　それでは、また次回のブログにて！