とはいえそこはもう、いい歳こいたオトナですから、若者に流行っている曲をただフォローするためのアップデートではありませんので、念のため。
ちなみに僕は“音楽と髪型は一番自分が輝いていた時期で止まってしまう傾向がある”という持論をもっていまして、例えば音楽のアップデートができていないと
↓
懐かしい〜ね〜
↓
あの頃は良かったね〜
↓
今はモテないオッサンだけど……。
ちなみに髪型も同様。
一番輝いていた頃の自分の記憶を鏡に写して
「あの頃のオレ」に一生懸命しがみついているような……。
さて、
そんなこんなで音楽のアップデートはしてはいますが、
何が嬉しいって、今や音楽アプリを活用すれば
聞きたい時に聞きたい音を聞きたい順に再生できるってこと。
視聴もダウンロードもプレイリストの作成だって今やもう当たり前ですからね。
というわけで長らく「Apple Music」を愛用させていただいているんですが
周囲の音好きからは「Spotify」(www.spotify.com)をオススメされておりまして。

プレイリストの充実具合らしく。
で、最初の7日間は無料お試し期間というので、入ってみましたよ、実際。
まず登録そのものはなんてことなくすんなりとクリア。
え?これだけ?というお手軽さでした。
そして肝心の使い勝手はというと……
う〜む、「Apple Music」に比べるとちょっと画面が煩雑な感じ。
その理由はどうもアーティストや楽曲へのアクセス経路が複数あるのと、やはりプレイリストやそれを通じて世界中の人からフォローしたりされたりという音楽コミュニケーションの機能があるからのようです。
曲数は海外アーティストに関しては既存のミュージックアプリと変わらない印象ですね。
でも、日本のアーティストとなるとまだ既存アプリに軍配があがるかも。
これにも理由はあるようで、そもそも日本のサービスが開始されたのが去年の11月。
既存アプリとほぼ同等になるのも時間の問題じゃないですかね。
と、ここまでの印象は最初の30分間。
面白いのはやっぱりプレイリストでした!
「Spotify」の魅力はプレイリストで世界の音楽好きと繋がれる、とのことですが
そのプレイリストに参加しているメンバーがヤバいです。
そういえばドナルド・トランプ大統領の就任式で音楽監督をオファーされ、見事に断ったMOBYが、まるで当てつけのように公開したプレイリストは「Spotify」のものでしたっけ。
(Public EnemyのFight The Power、Green DayのAmerican Idiotなど、かなり挑発的!現在は下げられているのかな?)
じゃあってんで、オバマ元大統領のプレイリストを探したり、ジャスティン・ビーバーを探してみたり…

もちろん「Spotify」によるセレクトもなかなか良くて、個人的には「DRIVE」の選曲がツボでしたね。
早速影響を受けて、急いで集めた楽曲で僕もプレイリストを作ってみました。
それにしてもやっぱりジャズファンク&ロックが好きなんだな〜、と再確認です。

文/LEON.jp編集長 兼 LEONブランディングマネージャー 前田陽一郎