自分史上最強!? いろいろ着てみて一番使えると思ったのがコレ！

ごきげんよう、LEON.JPの大崎です。もう20年以上もファッション業界で仕事をしているため、これまでにどれだけの服を買ってきたことか。考えに考えて買ったのに1回しか着なかった服や、一目惚れして買ったのにぜんぜん似合わず諦めた服などなど。手前味噌ながらトレンドやモテる着こなしには多少詳しくなったものの、いまだに服の買い物には失敗することがあります……。もうこれは服好きの性ですね。

そんなワタクシでも、自分史上最強だと思っている、自分なりの鉄板アイテムがあります。それが、ダウン（中綿）がうっすら入った“薄ダウンベスト”です！ 袖がない服って意外といつ着たらいいかわからない……、温かいんだか涼しいんだか微妙やな……と思っている人も多いと思いますが、いやいや、実は汎用性がハンパないんですよ。だって、オールシーズン使えるんですから。

特に今の時期にはぴったりです。春先は、昼は暖かいのに夜になると冷え込むなぁ。はい、薄ダウンベストです。スウェットパーカのアクセントに一枚羽織って、暑くなったらバッグにイン、寒くなったらまた羽織る。袖がないから畳んでも邪魔になりませんしね。

続いて初夏。Tシャツ一枚だとちょっと味気ないなぁ。はい、薄ダウンベストです。この半袖にベストっていう組み合わせが意外と洒落感をアップさせてくれるんですよね〜。でもって秋。ジャケパンスタイルがこなれて見えないなぁ。はい、薄ダウンベストです。ジャケットのインナーとしても◎ですし、ジャッカジレもカッコいい。最後に冬。はい、薄ダウンベストです。コートの中に着るだけで暖かさが段違いですかね。

興奮して話が長くなってしまいましたが、そういうことなんです。薄ダウンベストは最強なんです。ぜひ皆さんもご参考までに。ここからはワタクシの薄ダウンベストコレクションの中からお気に入りのBEST3をご紹介させていただきます。

こちらは今年購入したRLX ラルフ ローレンの薄ダウンベスト。ラルフ ローレンのスポーツウエアラインですね。スポーツウエアブランドのなかでは群を抜いてラグジュアリーです。もちろん機能性も。極薄で軽量、撥水性もあり、そして強度の高いパーテックスナイロンを採用。で、なんと言ってもこの鮮やかな色に一目惚れ。アウターとしてのインパクトはもちろん、インナーに使えば差し色効果も絶大です。

ベスト2もラルフ ローレンですが、こちらはポロ ラルフ ローレン。ご覧のとおり渋さが最大の魅力です。ガンパッチやチンストラップにマフポケット、そして襟元のコーデュロイ、レザーの部分使い、燻したような味のある金ボタンなどなど、男心を揺さぶる男前なディテールがてんこ盛り。で、コヤツはチェックジャケやハイゲージのニットとの相性が抜群。ちょっと無骨なカントリーテイストに仕上げたい時に活躍してくれます。

キルティングベストといえばやっぱりラベンハムですよね。体にフィットする細身のシルエットがなんとも美しい。で、実はこちら、ケンゾーとのコラボものなんです。ケンゾーならではの華やかなペイズリー柄が、色気とモード感を漂わせてくれます。もうかれこれ10年くらい着続けていますかね。

で、こちらのベストはフードの取り外し可能で、さらにリバーシブル仕様。ペイズリー柄の面とは打って変わって、カーキのキルティングが男らしいミリタリー感をアップさせてくれるんです。