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2018.01.27

寒空のパリでど〜しても食べたくなる、ベトナミンな逸品がコチラです!

コレクション取材でパリを訪れると、必ず立ち寄るお店があります。毎日でも食べたいほど、好き。どなたか日本にあのまんまの味を輸入してくれまいか、東京支店を出してくれないか、と。思い出したらまた食べたくなってきました……。

CREDIT :

文/石井 洋(LEON編集長)

寒い、本当に寒い……。
こんなに寒いと、こたつでヌクヌク、蜜柑を頬張りながらLEON3月号(絶賛発売中!)を読み耽りたいですよねぇ(後半はPR)。
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こんな日にふと思い出すのが、パリを訪れると必ず立ち寄るSONG HENG(ソンヘン)なるベトナム料理屋さん。常に行列ができている人気店で、メニューはフォーとボブンの2種類のみ(と、青島ビール)。

でもってこれがホント美味いのなんのって!
ご覧の通り、お店が入っている建物はとっても古く、味わい系。店内も狭く、ギュウギュウしながら隣の人と肘をぶつけ合って食す感じですが、ヤメラレナイ、トマナライ味の前では、そんなのまったく無問題。
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まずはフォー。通常ならあっさりさっぱりなイメージのあるフォーですが、ココンチは出汁がしっかりと効いています。オーダーすると先に大量のもやしとミント、レモンだけが乗ったお皿が運ばれてくるのですが、これをフォーに入れて食べると、美味しさが増すのですね。つみれのようなお団子も美味で、牛肉はお好みでテーブルに用意されている辛タレor甘タレで食すのも◎です。
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でコチラがボブン。どんな食べ物?と言われてもなんとも例えにくいのですが、状況としては、器の底に
甘くてちょい辛くて酸味も感じる汁(器の三分の一程度)と刻まれたレタスが入っており、写真に映っている牛肉やナッツ、春巻き(?)、ビーフンをごちゃ混ぜにして食す、というもの。
なんとも複雑で混沌としているのですが、これがホント癖になる味わいで。

個人的には上述した辛いタレをたっぷりとかけてさらにカオス化させるのが好き。で、青島ビールをグビリとやれば多幸感に襲われるという図式です。

いずれも確か8ユーロ程度と安く、大きいサイズと小さいサイズがラインナップされていますが、オススメはベースをどちらかの小サイズに決めて、それと違うものをもう一皿(こちらも小サイズね)お願い。で、仲間とシェアするオーダー方法。これでぐったりするほどお腹がいっぱいになります。
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今回はフクヘン堀川(左から二番目)と某メンズ誌編集長、某ファッションメディアのプロデューサーとボク(右から2番目)で訪れましたが、みんな行く前から鼻息が荒かったなぁ。

「俺はボブン派!」「俺はフォー!」「いやいやダブルっしょ」「シェアしようぜぇ」etc.でもって、こちらを訪れたことのない人を見つけると妙にオススメしたくなり、また熱く語ってしまのですね、行列のライバルが増えるというのに……。

とまれ、この原稿を書きながら、何度も心がパリに飛びました。
あ〜、また食べたい。

◆ SONG HENG

住所/3 rue Volta,75003 Paris,France

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