2018.03.02
極私的・大人のスニーカー3選
大人にふさわしいスニーカー選びは、様々論点があると思いますが、コンサバ顔にして、クリーンで、着こなしを軽やかにしてくれる、ホワイトという”白スニ”がやっぱりいいなと。中でもちょっと時代製のある王道モデルがオススメです。
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文/堀川博之(LEON.JP)
LEON.JPの堀川です。
連日のファッション特集やスナップを見ていて、いまどきの大人の足元を飾るのはスニーカーばかり。ニュースサイトでも、新作、新色、別注と話題が尽きないのがスニーカーです。もはや運動靴のレベルを超えて、いい大人にこそ、それぞれのスニーカースタイルがありそうです。
LEON.JPタカハシのブログでも、私的スニーカーを紹介していましたが、大人の数だけ、私的スニーカー論があるのでは、と。私もそんな私的スニーカー論にあやかって、3足ほどご紹介させていただきます。
私が初めてコンバースを購入したのは1983年ごろ。通称、”83カモ”と言われるカモフラ柄やピンクをがんばって購入し履いておりました。現在はシンプルな白が好みです。
いまでこそ、ラグジュアリーブランドがスニーカーを展開するのは、ごく普通ですが、エルメスがスニーカーを出した時には衝撃でした。それ以後、様々なブランドが自社でスニーカーを手掛けるのですが、そんな過渡期に、著名デザイナーの足元に履かれていたのが、スタンスミスでした。デニムはもちろん、グレスラやスーツに合わせる方も。ランウエイの最後に登場する彼らの足元に注目していましたね。
それを真似るように私も頻繁にスタンスミスを履くようになりましたが、2014年に久々に復刻されたスタンスミスはデキがよく、まとめ買いしたくらいです。
履き込むほどに味の出る革靴と違い、私がスニーカーに惹かれる点は、白というカラー。フレッシュで清潔感があり軽快さが加味される色味は、大人の着こなしにプラスに働くでしょう。その白さをキープするマメさや適度に買い替える余裕が必須というのも大人向きかと。
しかも、洋服とのコーディネートとなると、主張しすぎないクラシックな顔つきのほうが、大人にはぴったりです。定番モデルはシルエットの大きな変化がないので、着こなしに合わせやすく、素材感や雰囲気がアップデートされているだけで、いまどきにも見えますしね。
この春のスニーカー選びの参考にしていただければ幸いです。