2018.05.06
私的・NIKEスニーカー進化論
ナイキのテクノロジーが凝縮されたバスケットシューズ「レブロン 15」。マックスエアにズームエア、フライニット素材というその機能性はいかに?
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文/平井敦貴
ゴールデンウィークも今日で終了、みなさんリフレッシュできましたでしょうか?
さて今回は、この連休中に私物で購入したアイテムをご紹介いたします。このたび私が買ったのはこちら、バスケットシューズ「レブロン 15」です。
こちらは、NBAのスタープレイヤー「レブロン・ジェームズ」モデルの最新作。カラフルなアッパーが特徴的ですが、この「マルチカラー」は4月に発売されたばかりの新作です。
ちなみに、これまでにもナイキのバッシュは外履き用に何足か買っているのですが、今回は実際のプレイ用として購入しました。
そう、プレイ用です。この「レブロン 15」はこんな見た目ですが、ただのおしゃれスニーカーではなく、プロも愛用する正真正銘のバスケットボールシューズなんですね。
なお、参考までに自分が過去に買ったナイキのバッシュは以下の通り。過去の記事と合わせてご覧くださいませ。
ちなみに、このマルチカラーのような混紡色が出せるのも、そんな繊維素材だからこそ。
また、個人的にニット素材は冬用の素材だと思い込んでいましたが、通気性が高いため、むしろこれからの季節にピッタリな感じです。
派手な色味ですが、タイトフィットでフォルムもスッキリしているため、ファッション靴での使い方ならショートパンツや細身のパンツにも合わせられそうです。
ウンチクになりますが、「マックスエア」とは見た目の通り透明のエアバッグに不活性ガスを注入することで耐衝撃性高めたエアシステムのことで、「ズームエア」とは圧縮した空気をファイバーと組み合わせることによって高い反発性を生み出したテクノロジーのことを示します。
そんな両方の「エア」を兼ね備えた「レブロン 15」は、抜群のクッション性能を持っているワケなんですね。実際に履いてみると、まずはソールの厚みに驚かされます。ソール厚が約2〜3cmほどのエアクッションは、例えるならゴム板の上を素足で歩いている感じ。ジャンプ時や着地時には、その耐衝撃性・反発性が足の裏にダイレクトに伝わってきます。
一言でいうなら「エア感がすごい!」です。
近年、スニーカーブームによって復刻モデルが続々と展開されていますが、機能面で見るとやはり最新モデルはその進化に驚くことばかりです。
中でもナイキは、「コルテッツ」に始まり、「エアフォース」「エアジョーダン」「エアマックス」「ズームフライト」と、テクノロジーとデザインの力で、時代をリードするスニーカーを常に打ち出し続けてきました。さらに言えば、「スポーツシューズ」だったスニーカーを、一つの「ファッションジャンル」にまで昇華させた意義はとてつもなく大きなことだと言えるでしょう。
テクノロジーがデザインを進化させ、その斬新なデザインが市場を広げ、拡大した市場のフィードバックをテクノロジーが吸収するーー。まさにそんな循環がスニーカー市場には起きており、それゆえに間断のない進化が今なお続いているんですね。
というわけで。
これから夏が始まり、運動に最適な季節がやってきます。バスケットだけでなく、ゴルフでもテニスでもランニングでも、パフォーマンスを求めるのであれば、やはり足元には最新のものだったり本格的なものがオススメです。
皆さまもぜひ、ベストなシューズ選びをお楽しみください。
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