2018.05.10
高原リゾートはあえての清里がオススメなのです!
80年代後半に一大ブームとなった清里。その後はゴーストタウン化した駅前などが話題にもなりましたが…。いえいえ、今こそ清里は個人的オススメ高原リゾートの筆頭なのです!
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文/前田陽一郎(LEON.JP)
言い訳はさておき、ゴールデンウィークはどちらに行かれましたか?
僕はというと、例年になく長い休みとなったはいいのですが、むしろあっちに行ったりこっちに行ったりと、むしろふだんよりもバタバタと過ごして、少々バテ気味です、ハイ。
そんなゴールデンウィークで比較的ゆったりとした時間を過ごせたのが八ヶ岳。自宅から車で2時間以内ということもあり、勝手知ったるエリアです。
八ヶ岳エリアの魅力はアクセスの良さはもちろんですが、自然とグルメと温泉という、高原リゾートに必須の要素がバランスよく、しかもエリア内の地区ごとに点在しているため、何度訪れても新しい楽しみ方ができるところだと思います。
今回訪れたのは主に清里エリア。
そう、バブル時代には女性誌の影響もあって一大人気スポットとなったあの清里です。ご存知の通り、ブーム終焉とともにファンシーショップやタレントショップ(笑)の大半は撤退、駅前などは今やゴーストタウンと化しています。が、そもそも清里の魅力はキリスト教研修施設として誕生した『清泉寮』に見られる広大な農牧場風景。幸い狂乱的な清里ブーム時代を知らないために、僕にとって清里は今が最良の高原リゾートなのです。
今回散策したのは『清泉寮ファームショップ』から『清泉寮』へと続くおよそ4kmのトレイル。相棒のわが愛犬も野生を取り戻したかのごとくの張り切りぶりでした。
雑木林に囲まれるような佇まいが魅力的な『八ヶ岳倶楽部』は、今年で創業から29年という老舗。創業時は件の“清里ブーム”の真っ只中だったそうですが、『八ヶ岳倶楽部』があるエリアは駅からは遠く、それらの喧騒とは全くの無縁だったそう。しかも当時は本来の清里の植生とはまるで違った(植樹による)林になってしまっていたらしく、現在の姿はオーナー家族や仲間たちが時間をかけて取り戻した成果なのだとか。
さらにガラス張りのテラス席はワンコと一緒に入店も可。そんなドッグフレンドリーな姿勢も個人的には好感度高し!
関東近郊は高原リゾートの宝庫。今年は各地を回ってみたいな〜と思いつつ、八ヶ岳エリアもまだまだ探索しがいがありそうで…。いくら休みがあっても足りませんです、ハイ。
■八ヶ岳倶楽部
住所/山梨県北杜市大泉町西井出8240~2594
TEL/0551-38-3395
営業時間/季節によって変わりますので、お問い合わせを
URL/http://www.yatsugatake-club.com