90年代リバイバルの今、大人が着たくなるコラボを発見！

LEON世代にとって90年代のファッションといえば、まさに青春真っ只中。当時ブレイクしたブランドといえば、ザ・ノース・フェイス、A.P.C.、ティンバーランド、グラミチ、ナイキ、Gショックなどなど、う〜ん、書き出したらきりがない。前述したとおり、そんなブランドたちがここ数年再ブレイクしていることは、ファッション好きなら誰もが知っているだろう。

ワタクシもここ数年、そんな懐かしのブランドに注目しているのですが、先日、セレクトショップ「ラブレス」＆「ギルドプライム」の展示会で気になるアイテムを発見しましたので、皆さまにもご紹介しようかと。

まず最初にご紹介したいのが「フルーツオブザルーム」のTシャツ＆ショーツのセット。

1851年ニューヨーク州でアンダーウェアブランドとしてスタートし、160年以上の歴史を持つアメリカンブランド。誰もが一度はあの有名なTシャツに袖を通したことでしょう。ワタクシは今でもパックTシャツを愛用しております。

で、こちらはちょっと珍しいパイル地のTシャツでして、肌触りが半端なく気持ちいいんです。しかも、同素材のショーツが巾着袋に入ったセットもの。このセットってのが特別感があってたまらなくテンションがあがりますよね。ルームウエアとしてもいいですし、ワタクシは出張や旅行などに持っていこうかと。

首元にはもちろんお馴染みのフルーツロゴが入っております。さらに、左裾にもフルーツロゴのワッペンが。さり気なくブランドをアピールできちゃうのが嬉しい。そして、そのワッペンの下にはギルドプライムのタグも。コラボレーションならでは特別仕様で、またまたテンション上がっちゃいます。

さて、続いてご紹介したいのが、「ディッキーズ」のブルゾン＆ショーツと、３Pスーツ。

90年代、アメリカにストリートカルチャーのブームが到来した時、西海岸のスケーターたちがこぞって愛用していたのがディッキーズ。日本のストリートにおいても、アメリカンワークは欠かせない存在でした。正直当時のワタクシはスケーターではありませんでしたが、ファッションブランドとして確立したディッキーズは大好きでしたね。

で、先日発見したのがこちらのブルゾン＆ショーツ。もうこのレトロ感満載のトリコロールカラーに一目惚れ。赤やネイビーや白など、単色ではディッキーズのオリジナルでも採用されているらしいのですが、このトリコロール仕様はギルドプライムとのコラボだけなんだとか。はい、またテンションあがりましたよね。胸元のロゴもちょっとヴィンテージ感あっていいですよ。こんなディッキーズのロゴ見たこと無いって？　そうなんです、これもコラボだけの特別ロゴです。

そんなレトロな感じが気持ちいいブルゾンなんですが、シルエットは至って今日的。程よく短い着丈に、身幅もタイトにモダナイズされているんです。しかも、同素材のショーツとセットアップで楽しめるってのも面白い。

最後にご紹介したいのは、同じくディッキーズのジャケット＆ジレ＆パンツ。素材はディッキーズの定番ともいえる、ストレッチの効いたポリエステル・コットン。なんですが、そんな定番素材のなかでも一番薄い生地を使っているってのがミソ。薄い生地を使うことにより、肩周りがスッキリして、タイトなシルエットでもボディコンシャスに仕上がっているんだそうです。

パンツもタック入りでワタリはゆったりしており、裾に向かってテーパードが効いた今日的なフォルム。懐かしの雰囲気を味わえながらも、しっかり今どきな仕立てになっているってのが素晴らしい。90年代リバイバルだからといって、タンスの奥に眠っている服を着るのはダメ。今、大人が着るべき90年代ファッションってのはこういうことなんですよね。