2018.05.30
男臭さ溢れる夏アイテムのこなし方とは?
『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング、『あぶない刑事』の柴田恭兵、『孤狼の血』の役所広司……。この3人に共通するものとは何でしょうか?
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文/石井 洋(LEON編集長)
ライアン・ゴズリングは、Tシャツをインしてジャジーな雰囲気でシンプルに。
柴田恭兵は、大きめの白襟をラペルに載せてレトロシックに。
役所広司は、「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ」
(いや、よくないよくない……)とばかりにコワモテに。
好みの差はあれど、一昨年来より様々な開襟シャツがリリースされており、今シーズンはぜひトライしたい、という人も多くいらっしゃることでしょう。そうそう、かのウェルドレッサー、アーネスト・ヘミングウェイもキューバシャツを素敵に着こなしてましたね。
かくいうワタクシは、青年期に古着にハマったおかげで、キューバシャツ、ボーリングシャツ、アロハシャツなどなど、昔から開襟シャツ好き。ちょっと危ない方面の人に見られることも多少ありましたが、相変わらず好きなんですね〜、この手のものが。
というわけで、今回は、お気に入りの私物開襟シャツ3選をご紹介。
一着目はコチラ。
ドライなタッチのウール素材、ネイビーカラーで襟も小ぶり、というわけで上品さはピカイチ。
裾がリブ仕様になっており、ブルゾン感覚でもこなせる点がお気に入り。
タック入りのキャロットシルエットのパンツなどと合わせると、モードの文脈も感じさせるモダンなスタイルが完成します。
100%リネンのそれは、夏のトップスに持ってこい。
写真のように同色系ジャケットを羽織り、襟乗せしてこなせばレトロモダンな雰囲気に。あまりに不良そうになってもいけませんので、シャープなグレスラを合わせたりすることが多いですね。
いわゆるミリタリーシャツですが、開襟だとよりジャケットライクに着こなせるな、と。こちらは丈長めの本格派で、素材は厚手のリネン素材。
写真のようなオリーブカラーの場合、ザ・ミリタリーになりすぎないよう白デニム、白スラなど、いつもより爽やかさを意識したボトムスを選び、腕まくりで軽さを演出したいところ。腕元は時計&バングルで、リッチ足しがオススメ。さすれば、こなれ感のある大人ミリタリーが完成しますよ。
というわけで、今季も開襟シャツ、買っちゃうんだろうなぁ〜。
では!