ミラノの帝王との邂逅にヒザが“ガクブル”した夕べ

昨今のファッションショーのトピックとして挙げられるのが、ウィメンズの時期（9月）にメンズも併せて発表するブランドが増えたこと。
その煽りを受けてショーの開催が減り、ミラノメンズが少〜し元気がなかったのですね。ですが、どっこい、帝王＝ジョルジオ アルマーニは健在で。
写真をご覧いただければわかるように、ゆったりとしたパンツシルエットを軸に、シックなカラーリングと軽やかな素材で、まるで心地よい風が吹いてくるような素敵なショーでありました。一方で80年代を思わせる力強いダブルブレストのジャケットのバリエも多く、いや〜、えがった〜。
思い返せば、ここ最近のファッション界の大きなキーワードである“リラックス”、“スポーティ”の先駆けも同ブランド。
ジョルジオ アルマーニに再び注目が集まっているも当然のことですよね。

お気に入りのルックがこちら。軽やかながら適度に張ったショルダーラインとゴージの低さがリラクシングの源になっているジャケットに、ワタリは太めながら裾にかけてテーパードしたパンツを合わせて、胸元、手首、足首の品のいい露出が涼やかさとスッキリ感を演出してくれていますね。
ワントーンなのも、とっても大人で……着たい！&期待大！

そんなジョルジオ アルマーニのショーの興奮冷めやらぬなか、とってもシークレットでプレミアムなピアノコンサートにお誘いいただき、駆けつけると……、なんと！ ファッション界の生ける伝説！
まさかまさかのジョルジオ アルマーニ御本人が登場！
この仕事を長年続けてきましたがトップクラスの緊張感が漂いました……。
ご挨拶させていただいた際、しっかりと目を合わせましたが、なんだかすべてを見透かされてしまうような、そんな感覚に陥って……。
ありがたや、ありがたや……。

写真はジョルジオ アルマーニのスミズーラを着こなした西島秀俊さん、今回の会の主役であった、中国人ピアニスト、WuMuyeさんと帝王。
開催場所となったアルマーニ ホテル ミラノのバンブバーもとっても素敵。
ぜひ足を運んでみてくださいませ。

今回の出張の目的は、取材だけはなかったのです！
なんと久しぶりにやっちゃいましたよ、「LEON NIGHT IN MILANO 2018」!!
日本・イタリアのファッション関係者が多数来場され、会は大盛況！！！
本誌では7/24売（9月号）にてその模様を特集！
LEON.JPでも追ってご紹介していきますので、チェックされたし！です！