2018.07.07
祝♡直行便就航でぐっと近くなった楽園フィジー
日本からダイレクトに行ける楽園といえばまずハワイ、グアム、そしてタイやインドネシアのリゾートが浮かびます。今年7月、そこに新しい選択肢であるフィジーが加わりました。知っているようで知らなかったフィジーの魅力、お伝えします。
- CREDIT :
文・写真/秋山 都(LEON.JP)
8時間半で到着する楽園へダイレクトにGO!
このたび「初就航するフライトに乗ってフィジーに行ってみませんか?」とうれしいお誘いをいただき、ホイホイと行ってまいりました。フィジーへ。さぁ、どんなおいしいものに出会えるんでしょうか。
と言ってもフィジーがどこにあるのかもきちんと知らなかった私。まずは世界地図で位置を確認です。
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ご存知かもしれませんが、フィジーの基本情報です。
[国名] フィジー共和国
[言語] 英語、フィジー語、ヒンディー語など
[通貨] フィジー$
[首都] スバ
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【インターコンチネンタル フィジー ゴルフリゾート&スパ】
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やってきたのは日本でもよく知られているインターコンチネンタル。当地では「インターコン」と呼ばれて親しまれています。ロビーからビーチを望み、その海と空が溶けてしまうような青さを見た時、ああ南国へやってきたのだなと実感しました。
そしてこのビーチは世界トップ50に選ばれたビーチなんですって。太陽の光によって色を変える深いブルーはいつまで見ていても見飽きることがありません。
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フィジーの伝統を知るおすすめデイツアー【シガトカ リバーサファリ]
「シガトカ リバーサファリ」はフィジー最長のシガトカ川をボートで下り、いまだフィジーの伝統を守って暮らしている村を訪問するというプログラムです。
ここで大切なのはカバ。「You can experience カバ」と言われて、大好きなカバ(上野動物園でいちばん好きな動物はカバです)に出会えるのかと喜びましたが、カバは英語でHippopotamusでしたね。カバってなんだろう……。
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まず村のチーフが一杯のカヴァを飲み干してから、こちらのチーフがカヴァを飲み干し、その後その場にいる全員がひと口ずつ飲みました。気になるお味は……ごぼうをすりおろして水とまぜたような……漢方っぽい匂いがしました。飲んだあと「口の中がムムムム~ッてなるよ」と言われていたのでその感覚を待ちましたが、う~ん、言われてみれば舌や粘膜がタンニンの強いワインを飲んだときのように少し収れんしているかな?という程度。言われていたような深いリラックスや眠気は私には訪れませんでした。残念。きっと飲んだ量が少なかったんですね。
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実は140年くらい前までフィジーでは食人の習慣がありました。多くの部族が戦いを続けるなかで、勝った部族は負けた部族の男を食べ、女を妻たち(当時は一夫多妻制です)にしてきたのだそう。とくにチーフは相手チーフの頭(脳)を食べ、そのパワーを自分の内にとりこんできた歴史があります。ゆえに、彼らにとって頭は非常に大切な存在であり、その彼らに会う時は帽子をかぶっていてはいけないし、サングラスを頭に乗せていてもいけない、と事前に厳しく注意されました(女性は膝と肩もカバーしなくてはなりません。肌を露出していると彼らは誘惑されていると感じるのだとか)。
そんな歴史を彼らは今やネタにもしており「今日はオーストラリア人と日本人か。ランチはどっちにしようかな」などとブラックなジョークを飛ばすのですが、非常に繊細なネタですのであまり大ウケせずにクスリと笑う程度にとどめておいたほうがよろしいかと。念の為お伝えしておきます。
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「私達は質より量を求めるからね、あんまりおいしいものはないのよ」なんてさびしいお声も現地で耳にしましたが、それでも必ずおいしいものはあるはず! と探してきたのがこちら。現地でBUGと呼ばれるウチワエビの一種や、シャコガイの刺身、そしてタンドーリなどのインド料理です。
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直行便が就航したことでより近く、便利に行ける楽園に、また必ず戻ってきます。
どうもありがとう、Bula Vinaka Fiji!
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