2018.12.19
世界でたったの35本限定!? 超〜プレミアムな「G-SHOCK」をちょい見せ!
「G-SHOCK」が誕生35周年のファイナルに相応しい超弩級モデルを発表。G-SHOCKファンなら必見です。
- CREDIT :
文/岸澤美希(LEON.JP)
1983年の登場以来、35年にわたって愛され続けてきた「G-SHOCK」。そのクローズドの催しがあるとのことで先日伺ったところ……重大発表が待ち受けておりました‼︎
「PUFFY」のバックミュージックをつとめたのは、近年注目を集める4人組ロックバンド「OKAMOTOS」
その後は、空手の世界選手権で2連覇を果たした「劉衛流龍鳳会」の3人がG-SHOCKに負けないタフな組手を披露
最後は、大のG-SHOCK好きでコレクターでもある落語家・林家花緑さんが、"G-SHOCK誕生ストーリー"を落語で語ってくれました。これは生みの親である伊部さんが耐衝撃性が開発に行き詰まるシーン
「PUFFY」のバックミュージックをつとめたのは、近年注目を集める4人組ロックバンド「OKAMOTOS」
その後は、空手の世界選手権で2連覇を果たした「劉衛流龍鳳会」の3人がG-SHOCKに負けないタフな組手を披露
最後は、大のG-SHOCK好きでコレクターでもある落語家・林家花緑さんが、"G-SHOCK誕生ストーリー"を落語で語ってくれました。これは生みの親である伊部さんが耐衝撃性が開発に行き詰まるシーン
"落としても壊れない丈夫な腕時計"というたった1行のシンプルな企画書から開発がスタートしたG-SHOCK。しかし一方で、それは過去に誰も達し得なかった企画でもありました。伊部さんが耐衝撃性能の実験のため、こっそり3階のトイレから試作機を落としていた、というのはいまや有名なエピソードです。約2年の試行錯誤の末、発表されてからの人気ぶりは皆さんご存知のとおり。昨年2017年にはシリーズ累計出荷1億本を達成したのだとか。
最後にご挨拶をして終わりかと思いきや……来年世界35本限定・完全受注生産で登場する新モデルがあるとの発表が!
実はこちら、3年前の「バーゼルワールド2015」でコンセプトモデルとして発表されたもの。当時は1本だけ製作し、販売は考えていなかったそうですが、発表したそばから"購入したい"との声が殺到したのだとか。その後、伊部さんを中心とする「ドリーム プロジェクト」が発足され、この度の商品化が実現しました!
金無垢ということで気になるのは耐衝撃性能ですが、すでに実験済みとのこと。その証拠に、会場では落下実験・金属ハンマーでの打撃実験の映像が流され、一同驚きの喚声をあげました。従来とは異なる耐衝撃構造をとっているそうなのですが、柔らかい金属である18金製のケースでなぜ壊れないのか……不思議でなりません。しかしまだ、その仕組みも価格もベールに隠されたままです。
詳細の発表は来年の2月以降。高級時計ブランドではスチール製でも上代が300万円・400万円にのぼってくる昨今、さていくらになるのか……。私めが買える額ではないことははっきりしていますが、発表が待ちきれません(笑)。