“あの問題”を解決！ フィリップスの新型シェーバー「5000X」を試してみた

今年2月にリリースされたフィリップスのシェーバー「5000Xシリーズ」。その特徴はZ世代に向けて開発されたという「デザイン」と「機能性」。オレンジとネイビーのグラデーションは文字通り“異彩”を放ち、自立式の形状もこれまでのシェーバーとはひと味異なります。肝心の剃り心地は肌に優しく、それでいてしっかりとした深剃りを実現。まさに新時代のシェーバーと言える本機を、ここでは実機レビューいたします！

まず注目はそのデザイン。オレンジの効いたグラデーションカラーはダークトーンの多いオトコの洗面台にぴったり。ありそでなかった自立式デザインも画期的で、朝のシェービングタイムや入浴時に、サッと置いたりパッと手に取ったりできるのもポイントです。「シェーバーの置き場所に困っちゃう問題」もこれなら解決。ちなみにIPX7基準をクリアするため“風呂剃り”はもちろん、丸洗いもOK。毎日ガシガシ使える頼れるシェーバーなんです。

シェーバーには大きく分けて往復式と回転式があり、回転式は肌への負担が少ないと言われています。というのも往復式は何度もストロークして剃るため肌への負担が増え、回転式は一度で広範囲のヒゲをカットするため肌の負担が減るのだとか。

さらに本機はマイクロビーズコーティングをヘッドに施すことで肌摩擦が20％も低減。刃も低アレルギー性サージカルステンレスのため、肌荒れやヒリヒリが大幅に抑えられる仕様です。

実際に剃ってみました。もともとヒゲが“まだら”で剃り残しが出やすかったのですが、本機では十分な深剃りを実感。ヘッドが3D可動のため顔の輪郭にしっかりフィットし、頬も喉も剃り残しなくシェービングできます。

また、肌に合わないシェーバーだとすぐに荒れてしまう超敏感肌でも、2週間ほどの使用期間中に肌トラブルが起こることはありませんでした。以前はヒゲの状態や肌の状態によって2つのシェーバーを使い分けていたのですが、これなら1本で済むので個人的にも大満足。「シェーバーの肌荒れ問題」も見事解決です。

毎分5万5000回カットできる27枚刃のため、剃り味はかなりパワフル。忙しい朝でも「早剃り」が可能です。また、内刃と外刃が擦れ合うことで常に自動研磨され、シャープな切れ味が持続するのもうれしいトコロ。替刃交換サイクルは約2年で、面倒なオイル差しも不要。つまり「シェーバーのメンテって面倒くさいよね？ サボっちゃってもいいよね？」という私のようなズボラ人間の「メンテナンス問題」もあっさり解決してくれるんです。こういう“メンテの楽さ”って、毎日使うもので実は一番大事だったりします。

実際に使ってみた感想としては、これ一本で「早剃り」も「深剃り」も「風呂剃り」もOKで、Z世代っぽく言えば「タイパ」や「コスパ」がかなり高いなと感じました。まあ自分はZ世代じゃないんですけどね。

とは言え、コンパクトで使い勝手の良いシェーバーをお探しの方にはこの「5000Xシリーズ」がきっと有益な選択肢になるはず。モテ肌、モテヒゲを目指している方はぜひチェックを。