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2023.03.24

■ 新生活の“モテる”イヤホン(1)

イヤホン界に“革命”勃発! 「JBL TOUR PRO 2」を実機レビュー

そろそろ新生活の季節。イヤホンを新調して毎日をアップデイトしませんか? ここでは話題沸騰の新作ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 2」を実機レビューいたします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 取材・編集/平井敦貴

「JBL TOUR PRO 2」を自腹で購入!

これまでヘッドホン、イヤホン、スピーカーで数々のヒット作を送り出してきた「JBL」が、またまたスゴいのを発売しちゃいました! 充電ケースには業界初のタッチディスプレイが搭載され、機能面にも一切の妥協なし! 多数のイヤホンを自腹レビューしてきた私もこの「JBL TOUR PRO 2」には久々のテンションMAXです! ということで発売日に早速ゲットして約1週間使用したフォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学が実機レビューして参ります。
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タッチディスプレイ付き充電ケース

「JBL Tour Pro 2」3万3000円(編集部調べ)/JBL
▲ 業界初のタッチディスプレイケース付き。
開封して最初に目に飛び込んで来るのは充電ケースの1.45型LEDタッチディスプレイ。このディスプレイでは音楽の再生・停止、音量調整はもちろんのこと、「アクティブノイズキャンセリング」と「外音取り込み」の切り替え、イコライザーの操作、睡眠アシスト機能「SilentNow」や音の立体感を調整する「Spatial Sound(空間サウンド)」の設定、イヤホン捜索機能、スマホのメッセージ表示などなど様々な操作が可能です。いちいち携帯のアプリを開かなくて済むのでコレが超便利! 私、雑多な音楽を聴くため曲に合わせてイコライザーを度々変更するのですが、サクッとケースで変えられる点に大満足しています。
続いてケースを開けるとJBLのフラッグシップモデルでは初めて採用されたショートスティック型の本体がお目見え。初代モデルに比べてひと回り薄くて軽くてコンパクトになっています。さらにはサウンドチューブとイヤホン本体が楕円形のおかげで装着感がかなり高く、長時間使っていても疲れにくい仕様に。首を振ったり軽い運動をしても外れることがないので、これなら日常使いにバッチリです。
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「JBL Tour Pro 2」3万3000円(編集部調べ)/JBL
▲ 急速充電にも対応し、15分間の充電で約4時間の使用が可能。
ちなみに充電はUSB-Cのほか、Qi規格のワイヤレス充電にも対応。音楽の再生時間もBluetooth再生で最大10+30時間、ハイブリッドノイズキャンセリングをオンにした場合は最大 8+24時間が可能です。つまり1日4時間程度の使用なら1週間まるまるバッテリーがもつ計算。超ロングバッテリーと言えるでしょう。
カラーはブラックとシャンパンゴールドの2種類。シックなブラックと迷いましたが、私がチョイスしたシャンパンゴールドはラグジュアリーでまるでジュエリーのような色使いです。気になるあのコへのギフトにも喜ばれること間違いありません。
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妥協ゼロのフラッグシップ音質

「JBL Tour Pro 2」3万3000円(編集部調べ)/JBL
▲ イヤホン本体の分解構造。ドライバーユニットには10mm径の振動板を採用。
気になる音質ですが、新開発のドライバーユニットによって格別の仕上がりに。技術的な仕様としては、剛性の高いPEN(ポリエチレンナフタレート)にDLC(Diamond-Like Carbon)をコーティングした10mm径の振動板を採用し、それによって高音は伸びがよくクリアで、低音は迫力感と厚みをしっかり感じることができます。さすがフラッグシップと銘打たれるだけあります。
「JBL Tour Pro 2」3万3000円(編集部調べ)/JBL
▲ イコライザー機能も充実。「CLUB」など珍しいサウンド設定も。
そのなかでも実際にリスニングしてほしいのが女性のボーカルサウンド。低音のバックビートに埋もれることなく繊細な息遣いまではっきり耳に届いてきます。もちろんその他にもクラシックからロックまで、スカスカ・シャカシャカな音とは無縁で、聴きたい音楽を十分に楽しむことができます。

アクティブノイズキャンセリングは遮音性が高いのに圧迫感は感じられず、特に電車や飛行機移動の多い私にはピッタリ。ノイズは環境に合わせてリアルタイム補正を行ってくれますが、そのレベルも専用アプリ内で細かく調整することができ、自分の耳や環境に合わせて最適化することができちゃいます。

外音取り込み機能も優秀で、イヤホン側面をワンタップで外音を取り込む「アンビエントアウェア」モードへ、2タップで音楽のボリュームを下げて外音取り込みを行う「トークスルー」モードに即変更。シーンや自分の行動に合わせて好きなように外音を調整できるのは非常にありがたいところ。ちなみに通話品質もクリアで申し分なく、ウィンドノイズ(風切り音)の対策も施されています。まさに至れり尽くせりです。
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年齢・性別まで分析したチューニングが可能

専用アプリ「JBL Headphones」も見ていきましょう。豊富な機能に加え、細かくカスタマイズできる点に注目です。特に今回新しく追加された「Personi-Fi」機能では、性別、生まれ年、リスニング経験を入力することでユーザー1人ひとりの左右の耳を細かく分析し、最適な聞こえやすさを補正してくれます。自分の聞こえづらい音がチェックできるので新たな発見があるかもしれません。
また「Spatial Sound(空間サウンド)」では「ムービー」「ミュージック」「ゲーミング」の各モードに最適化。試しにNetflixで映画を再生してみましたが、前後左右の空間から音が放たれる立体感や迫力を感じながら視聴することができました。シンプルに音楽を楽しむだけでなく、好きなコンテンツそれぞれを最適化し、臨場感たっぷりなサウンドを演出してくれるのはこのイヤホンの大きな魅力。ちなみに「マルチポイント」対応で2台のデバイスに同時接続することもできちゃいます。PCとスマホを行ったり来たりして使う人にも最適です。

近年のイヤホン市場では各社がシノギを削り、その結果大きな違いが感じられなくなっていましたが、「JBL TOUR PRO 2」はその中でもワンランク突き抜けていると感じます。業界初のタッチディスプレイ付きケースは、まさに“革命”と言えるでしょう。新生活に向けてイヤホンをアップデートさせたい大人の皆さんには特にオススメです。

フラッグシップモデルなのに価格も値ごろなこのイヤホン、買わないなんて選択肢あります?
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

中西 学(なかにし まなぶ)

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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