2020.03.28
“高級コンデジ”デビューなら絶対ハマる!スナップに最適な「X100V」
今年2月に発売され、注目を浴びている富士フイルムのカメラ「X100V」。APS-Cサイズのセンサーに23mmf2.0の単焦点レンズを搭載した本機は、「スナップ写真」という新たな趣味をもたらしてくれるかも知れません。
- CREDIT :
企画協力・写真/中西学 文/平井敦貴
誰もが一度は使った富士フイルムのカメラ
何より「写ルンです」の優れた点は、撮りたい時にシャッターボタンを押すだけの手軽さ。ズームや設定をアレコレ考える必要がなく、ファインダーを覗いてシャッターを切るだけでほとんどのシーンをくっきり撮影! それゆえ、旅行やデートでのスナップ撮影に欠かせないアイテムとして、現在まで続く人気シリーズとなったんですね。
というのもAPS-Cサイズの大型センサーに23mm(35mm判換算35mm相当)のf2.0単焦点レンズを搭載し、さらには秒間11コマのメカシャッターを実現。もちろん動画も4K30fpsまで対応しています。
ちなみにこの「X100V」の画角(35mm相当)は「写ルンです」(32mm相当)に近いというのも見逃せないポイント。見たままの景色や何気ない日常を、自然なフレーミングで切り取ることができるんです。
ということで、まずはそんな「X100V」の作例を見てみましょう。
【作例1】
ビリヤード台
【作例2】
ロックカフェ
【作例3】
ショーウインドウ
【作例4】
レトロなインテリア
【作例5】
ビリヤードのボール
ちなみに、この「X100V」では「フィルムシミュレーション」という機能により、「プロビア」や「ベルビア」といった往年のフィルムの色調を再現することが可能です。また、前モデルの「X100F」からの進化点として「エテルナ」と「クラシックネガ」という新たなモードも追加されました。
以下がその一覧ですが、これが大人の撮影ゴコロをさらにくすぐります。
●プロビア:幅広く活用できるスタンダードな色
●ベルビア:風景写真などに適した鮮やかな色
●アスティア:ソフトな肌色で屋外ポートレートに適した色
●クラシッククローム:ドキュメンタリーに適した重厚で落ち着いた色
●プロネガ(ハイ/スタンダード):スタジオでのポートレートに適した色
●セピア:色あせたレトロな色
●モノクロ:スタンダードなモノクロ
●アクロス:フィルムのような質感や粒状をもつ本格的なモノクロ
●エテルナ:やわらかく落ち着いた、動画撮影に適した色
●クラシックネガ:ノスタルジックで立体感のある色
これらのフィルムシミュレーションを使用することにより、フィルムを選ぶ感覚で撮影を楽しむことができます。
他にも作例を見てみましょう。
【作例6】
舗道
【作例7】
レンガの壁
【作例8】
石造りの階段
【作例9】
古びたマンションとクルマ
所有感を満たす「モノ」としての良さ
スマホや一眼カメラとは違い、趣味性の高い「高級コンデジ」。一台買うならこんなスナップ特化型はいかがでしょうか?
富士フイルム「X100V」
有効画素数:約2610万画素
撮像素子サイズ:23.5×15.6mm ※APS-Cサイズ
サイズ:幅128×高さ74.8mm×奥行き53.3mm
重量:428g (バッテリー、SDメモリーカード含まず)
実勢価格:約18万円(編集部調べ)
■ お問い合わせ
富士フイルムデジタルカメラサポートセンター 050-3786-1060