2021.04.28
■ 富士フイルム「GFX100S」
“1億画素”で撮ってみた! 脅威のカメラ富士フイルム「GFX100S」を自腹レビュー
多くのプロが使用する35mm判フルサイズよりもさらに約1.7倍も大きいラージフォーマットセンサーを搭載したミラーレスカメラ「GFX」シリーズ。その最新モデル「GFX100S」を、フォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西学が自腹レビューいたします!
- CREDIT :
企画・写真/中西学 文/TOMOKO 構成/平井敦貴
脅威の“1億画素”を自腹レビュー!
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。低輝度環境(-5.5EV)でもAFは作動し、鋭い描写を実現します。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。顔検出/瞳AF機能で被写体をしっかり押さえつつ、ディテールまでシャープに描写します。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。逆光でも自然な仕上がりに。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。瞳AF機能により、どんな距離でも瞳にピントを合わせます。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。低輝度環境(-5.5EV)でもAFは作動し、鋭い描写を実現します。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。顔検出/瞳AF機能で被写体をしっかり押さえつつ、ディテールまでシャープに描写します。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。逆光でも自然な仕上がりに。
▲ 1億画素のカメラ「GFX100S」での作例。瞳AF機能により、どんな距離でも瞳にピントを合わせます。
その待望の第2弾として今年2月に発売されたのが「GFX100S」。プロの写真家たちがこぞって絶賛するその新シリーズは、さらに進化を遂げていました! ここではフォトグラファー・中西学が自腹レビューし、その実態に迫ってみます!
そもそもGFXってなんぞや
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
▲ 「FUJIFILM GFX100S」76万8900円(編集部調べ)/富士フイルム
いわゆる“中判カメラ”のセンサーサイズのため、撮れる画質は段違い! 先代の「GFX100」で初の1億画素を成し遂げましたが、「GFX100S」では1億画素のセンサーはそのままに、さらにシリーズ最高峰レベルの仕上がりとなっています。
値段も重量も削ぎ落とした進化モデル
▲ 視認性に優れる1.80型の白黒サブ液晶モニターを搭載。シャッタースピード、絞り、感度、露出補正など主要な撮影情報のほか、機能アイコン、残撮影枚数(静止画)、時間(動画)が確認でき、 表示のカスタマイズも可能。
▲ 900gの重量は、中判カメラとしては驚くほどの軽さ。手軽に1億画素が持ち運べます。
▲ 先代の「GFX100」(左)と比べると「GFX100S」(右)のサイズはご覧の通り。小さくなっても性能は進化し、さらには価格も下がったため、もはや敵ナシのカメラです。画像はYouTubeより。
▲ 視認性に優れる1.80型の白黒サブ液晶モニターを搭載。シャッタースピード、絞り、感度、露出補正など主要な撮影情報のほか、機能アイコン、残撮影枚数(静止画)、時間(動画)が確認でき、 表示のカスタマイズも可能。
▲ 900gの重量は、中判カメラとしては驚くほどの軽さ。手軽に1億画素が持ち運べます。
▲ 先代の「GFX100」(左)と比べると「GFX100S」(右)のサイズはご覧の通り。小さくなっても性能は進化し、さらには価格も下がったため、もはや敵ナシのカメラです。画像はYouTubeより。
小型・軽量性だけでなく、手に馴染みやすく疲れにくいデザインで、操作性をもさらに向上。持ち歩くにはかなり気合のいる「GFX100」に比べれば、1億画素がこの身近なサイズ感で使えるなんて、まさに革新的。持ち運びが楽々な中判カメラって、なかなかヤバくないですか?
それでももちろんデカイのですが、だからと言って性能、使い勝手に一切の妥協はなし! さらには驚きの120万円超えだった「GFX100」から値段も軽量化し、その価格はなんと約77万円となりました。
納得の世界観がその手の中に
▲ フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」モードで撮影。フィルムカメラの懐かしさをデジタル処理で再現します。
▲ フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」モードで撮影。トラッキングAFが向上しているので、動く被写体にもしっかり追従します
▲ 被写体を追従してピントを外しません。
▲ 手前にフェンスがあっても奥の動体をしっかりとらえます。
▲ 動きの速い被写体も1億画素でしっかり撮影可能です。
▲ フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」モードで撮影。フィルムカメラの懐かしさをデジタル処理で再現します。
▲ フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」モードで撮影。トラッキングAFが向上しているので、動く被写体にもしっかり追従します
▲ 被写体を追従してピントを外しません。
▲ 手前にフェンスがあっても奥の動体をしっかりとらえます。
▲ 動きの速い被写体も1億画素でしっかり撮影可能です。
▲ 「GFX100S」での作例。顔検出&瞳AF機能は逆光でもピントを外しません。
▲ 「GFX100S」での作例。人物をくっきりと浮き出しつつ空気感も伝えます。
▲ 「GFX100S」での作例。隅々まで解像感のある仕上がりに。
▲ 「GFX100S」での作例。透きとおるような肌の質感まで再現します。
▲ 「GFX100S」での作例。顔検出&瞳AF機能は逆光でもピントを外しません。
▲ 「GFX100S」での作例。人物をくっきりと浮き出しつつ空気感も伝えます。
▲ 「GFX100S」での作例。隅々まで解像感のある仕上がりに。
▲ 「GFX100S」での作例。透きとおるような肌の質感まで再現します。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。とろけるようなボケ味がモノクロで表現されています。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。高画素による立体的な解像感やグラデーションを再現。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。モノクロならではの深みや、味のある表現が可能に。
▲ フィルムシミュレーションに新たに追加された「ノスタルジックネガ」モード。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。とろけるようなボケ味がモノクロで表現されています。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。高画素による立体的な解像感やグラデーションを再現。
▲ フィルムシミュレーション「アクロス」モードで撮影。モノクロならではの深みや、味のある表現が可能に。
▲ フィルムシミュレーションに新たに追加された「ノスタルジックネガ」モード。
77万円という決して安くはない買い物! ですが、脅威の1億画素とそのクオリティの高さを考えると決して高くはないこのカメラ。こんな素敵なカメラをデートのお供に携えればさらにモテること間違いなし!
もちろんカメラ好きの方、これから本格的にカメラを始めたい方、最高峰の画質で作品を残したい方にもオススメです! モノに妥協をしたくない皆さま、まずはお手に取ってみてはいかがでしょう?
■ 富士フイルム
「FUJIFILM GFX100S」
76万8900円(編集部調べ)
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/gfx100s/
中西 学(なかにし まなぶ)
写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist