ソニーの“着る”クーラーを試してみた！ コレ、夏の「汗」対策のド本命です

夏が近づくとやっぱり気になるのは「汗」。汗ばんだTシャツは着ていて不快なだけでなく、においの元になることも……モテるモテない以前にエチケットとしてNGです。速乾性の素材やデオドラントで対応するのも一手ですが、今どきは“スマート”に解決するのがデキるオトコの所作でしょう。

ということで、そんな汗かきオトコのために我らのソニーがやってくれましたよ！ それがコチラ、通称“着るクーラー”こと「REON POCKET 2」です。

レオンポケット？ 何やらネーミングからして気になりますが、早速ご紹介をいたしましょう。

まずは本体をご紹介。それがコチラ、まるでマウスのような見た目です。実際に手に取ってみるとそのサイズ感もまるで薄型マウス。構造はシンプルで、サイドには電源ボタンが1つとUSB-Cの充電口を備えるのみ。こんな小さなデバイスで一体どのように体温調節をしてくれるのでしょう？

その答えがコチラ。ひっくり返すと現れる金属のプレート面です。この金属は冷たさを伝えやすいステンレススティール「SUS316L」製で、スマートフォンアプリ（その名も「REON POCKET」）によって温度変更が可能に。このプレートを首に密着させることで、冷感・温感をダイレクトに体に伝え、体温の調整が行えるというわけなんですね。

実はこの「REON POCKET」、昨年発売されるや即完売が続出した隠れヒットアイテム。今回の「2」ではさらに冷却性能がアップし、満を持しての登場となりました。ちなみに冷感・温感ともに4段階のレベル調整ができるので、暑い日のデートはもちろん、ゴルフなどのスポーツ時、寒暖差が激しいキャンプや季節の変わり目など、様々なシーンで活躍します。

さらに今回は「REON POCKET 2」に対応したTシャツがエストネーションからも発売。高ストレッチの糸をハイゲージで編んだトリコット素材は、シャリ感がありサラっとした着心地に。今どきの着こなしにハマるビッグシルエットは使い勝手も良く、ファスナー式のショルダーや胸ポケット、デバイスが入るポケットなど、ギミックが効いているのもポイントです。

専用のポケットにはリフレクター素材を使用し、背面のポイントに。ハイテクな雰囲気はデバイスとも好相性です。

胸ポケットは止水加工が施されたファスナー式。「FASTENER」の文字がアクセントに。

首元のポケットはデバイスがすっぽり入る専用設計。この金属プレートが首に密着することで、冷感・温感の体温管理を行ってくれます。

また、別売りの専用ネックバンドをつければ、専用Tシャツだけでなくどんなコーディネートでも「REON POCKET 2」を使うことができます。

個人的に気に入った点は、装着している時の薄さと軽さ。ピタピタのシャツでなければ膨らみが気になることもありません。また、肝心の冷却効果ですが、実際に試してみるとかなり効くことを実感！ 即効性も高く、冷感（COOL）レベルを最大の「4」にするとすぐに首元が「冷たっ！」となります。普段、ちょっと歩いただけでも汗をかく私ですが、これをつけていれば汗もかきづらく、例え汗をかいてもおさまるのが早い！ 夏になればもっと重宝するのは間違いありません。また、温感（WARM）レベルも最大の「4」にすると、数秒でかなりホットな状態に。急に冷えてきた時にも使えます。

一点だけ付け加えれば、冷却時はファンを回す構造のため、かすかにファン音が気になること。そこを除けば、汗っかきな私、毎日使いたいくらい気に入りました！ 冬には“着るカイロ”にもなるゆえ、寒がりの方にもオススメですよ。