2021.10.10
この秋、注目の最新ワイヤレスイヤホン3選! テクニクス、ゼンハイザー、Jabra
もはや日常に欠かせないアイテム「ワイヤレスイヤホン」。これから買う人も、買い替えを考えている人も、その選び方には悩むところでしょう。今回はそんなワイヤレスイヤホンコレクターでもあるフォトグラファー・中西学が秋の新作3つをご紹介! テクニクス、ゼンハイザー、Jabra、ぜひお選びの参考にしてみてください。
- CREDIT :
企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 取材・構成/平井敦貴
この秋、ワイヤレスイヤホンは大豊作です!
■ テクニクス「EAH-AZ60」
ハイレゾ相当の「LDAC」に初対応! 音好きなら必須です!
その「テクニクス」が昨年、初のBluetoothイヤホンとして発表した「EAH-AZ70W」は音質・デザインともに素晴らしく、人気アイテムとなりました。
■ 「EAH-AZ70W」について詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ!
テレワークに必須! イヤホンは何を選ぶのが正解か?
加熱する完全ワイヤレスイヤホン市場の中、満を持して登場したテクニクスの「EAH-AZ70W」。ハイレベルな音楽鑑賞だけでなく、在宅ワークにもうってつけなその性能とは?
https://www.leon.jp/electronics/21545
そして実際に使用してみて感じたのはペアリングの速さ。オンライン会議の時になかなか接続できないとイライラすることがありますが、それとは無縁の爆速です。また、マイクを合計8つ搭載(MEMSマイク6つ+発話検知マイク2つ)を搭載する「JustMyVoice」テクノロジーによって、高い“通話”品質を実現。自分の声だけをクリアに相手に届け、騒がしいカフェの店内でも外音をカットしてオンライン会議に臨めます。
さらに新シリーズでデザインが一新された専用アプリ「Technics Audio Connect」では左右のバッテリー残量も細かく目視で確認できるほか、ノイズキャンセリングやイコライザー、タッチセンサーのカスタマイズまで自分好みに調整できるのもうれしいポイント。
ドライバーサイズは十分な剛性を確保できる8mmのダイナミック型ドライバーを搭載。バイオセルロース振動板の特長を引き出し、しなやかで自然な高音質を実現しています。また、「EAH-AZ60」はハイレゾ相当の「LDAC」に初対応。そのため、音はとにかく「最高」の一言。
Hi-Fiブランド「テクニクス」のこだわりが詰まったイヤホン「EAH-AZ60」。LDAC音質なので音楽好きならこれを選べば間違いなしと言えるでしょう。往年の名曲から最新のポップスまで、重厚な低音から高音の音の粒まで拾い上げ、しっとりとした音色を耳に届けてくれますよ。
テクニクス「EAH-AZ60」
2万8000円(実勢価格。編集部調べ)
※10月15日(金)発売予定。
https://jp.technics.com/products/tws/az60/
■ ゼンハイザー「CX Plus True Wireless」
大幅に「PLUS」された性能に注目!
その新作「CX Plus True Wireless」は、今年7月に発売された「CX True Wireless」からまさに「Plus」をしたモデル。何が追加されたかというと、高音質で低遅延な「ハイレゾ相当のコーデック(aptX Adaptive)への対応と、アクティブノイズキャンセリング (ANC)の搭載、そしてイヤホンを外さなくても周囲の音を聴くことができる「外音取り込み機能」の追加です。
さらにドライバーはお値段4万円近くの最上位モデル「Momentum True Wireless 2」と同等の「7mm径トランスデューサー(ダイナミック型ドライバー)」を搭載。それでいて値段は約半分の2万円そこそこと、コスパ最強のモデルなんです!
■ 「Momentum True Wireless 2」について詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ!
自腹で検証! ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンは音楽好きのマストアイテムでした
音響のプロも愛用するドイツの老舗メーカーが贈り出したワンランク上の男にふさわしい上質なイヤホンの実力とは?
https://www.leon.jp/electronics/26036
ゼンハイザー「CX Plus True Wireless」
2万1780円(公式サイト価格。編集部調べ)
※発売中。
https://ja-jp.sennheiser.com/cx-plus-true-wireless
■ Jabra「Elite 7 Pro」
「オーディオの専門家」が作ったビジネスに強い“通話”最強モデル
まず特徴としてあげられるのは「通話品質」の高さ。
「Jabra マルチセンサーボイス™️」という、高機能マイクと骨伝導センサー、独自のアルゴリズムを組み合わせることで周囲の余分なノイズを検知し、風切り音や周囲の環境音を除去してくれるという、“通話”に特化した機能を搭載。オンライン会議時や移動中の急な電話対応でもクリアな音声を相手に伝えることができるんです。
また外音取り込み機能(ヒアスルー)とノイズキャンセリングはかなりハイレベル! イヤホンのボタンをタップするだけで調整可能なアクティブノイズキャンセリング(ANC)も搭載されています。
上位モデルの「Elite 85t」と比較するとドライバーは12mmから6mmへとサイズダウンしていますが、その分価格は抑えられ、それでいて音質は引けを取らない仕上がり。また、通話品質では「Elite 7 Pro」の圧勝ですので、Proの名前の通りビジネスシーンでも活躍するでしょう。
カフェや外出先でオンライン会議をよく行うという方や、大事なプレゼンで自分の声をしっかり相手に届けたいという方は、ぜひこちらのモデルをチェックしてみては?
Jabra「Elite 7 Pro」
2万7280円(公式サイト価格。編集部調べ)
※10月14日(木)発売予定。
https://www.jabra.jp/bluetooth-headsets/jabra-elite-7-pro
中西 学(なかにし まなぶ)
写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist