音楽家・渋谷慶一郎が12/19(木)に紀尾井ホールでピアノソロコンサートを開催

東京とパリを拠点に、先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐にわたる活動を行う音楽家・渋谷慶一郎。氏による2年ぶりとなるピアノソロコンサート『Keiichiro Shibuya Playing PianoーLiving Room』が、12月19日（木）に紀尾井ホールで開催されます。

ゲストには気鋭のヴァイオリニスト・石上真由子、ステージデザインには建築家・妹島和世を迎えます。ステージにはアンプラグドなピアノとヴァイオリン、妹島和世がこれまでに製作した家具をはじめ、自身が所有するミースやコルビュジエの家具などをレイアウト。

さらに会場全体は、“肌で聴く音楽”を標榜し、クラシック音楽を香り化するプロジェクト「ラニュイ パルファン」と、“感覚の蘇生”をテーマに香りと音を芸術表現に用いるアーティスト・和泉侃による香りが充満。そのなかで演奏されるのは、渋谷慶一郎自身の楽曲に加えて、サティ、ペルト、高橋悠治の作品など。

渋谷氏は公演を前に、「従来の劇場音楽における会場一体となった古典的な緊張感のあり方を、ステージから揺さぶることはできないだろうか。その実践と実験が今回のコンサートになる。まだ僕も体験していない空間で、自分の曲だけではなく、サティやペルト、悠治さんの曲などを弾くことを楽しみにしている」と語ります。

チケットは以下より購入可能ですので、ぜひこのステージで展開される架空の「Living Room」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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