新春もモンクレールの黒アウターが気になる件

過去2年間は、スポーティ、楽ちん、軽快……、そんなお洒落が大流行でしたね。この流れ、2022年も止まることはなさそうです。

装いは軽やかになりましたが、外出は減り、運動不足になった方は多いはず。ましてや冬本番ともなれば、アクティブに動くことも減りますから、さらに身体がナマってしまうのも当然かと。

そんな日々に、今年はそろそろ「喝」を入れません？　まずは形からで構いません。春先まで使える軽快な最新のラグスポアウターを入手しましょうよ。

そこで名品をご紹介する次第。2018年春夏にスタートした、モンクレールの「マットブラック」コレクションがやっぱりいいんです。

その持ち味は、色数控えめで都会的なミニマルデザインと機能性の完璧なバランスにあります。そもそもアウトドアでも街でも活用可能というのがコンセプトのコレクションです。

すでに事情通の洒落者に大ウケしていますが、年明け早々のジム通いやトレーニングにも使えるから、これは見逃せません。同コレクションのポイントは、上質な機能素材とその美しい光沢、ブラックのロゴのあしらいといった特別感にあります。そう、単なるスポーティアイテムにあらず。

それゆえラグジュアリーな時計やスラックス、ドレスシューズなどにも遜色なく合わせられるのです。これこそ、まさにラグスポの必需品。

生活様式が一変し、動きやすさ、使いやすさは、もはや大人カジュアルの欠かせないキーワードになりました。ですが、大人としてはソレの追求ばかりでなく、ラグジュアリーなエッセンスを盛り込みたいところです。

「マットブラック」は、それを叶える主軸アイテムとなりますよ。さあ、四の五の言わず、ラグスポ最前線の新作を手に入れて、軽やかに新春のスタートを切りましょう～！

フロントにシワ感のあるミニリップストップ素材を用い、脇、袖下、背面を異なる素材で切り替えたオールブラックの一着。中央のちょっと控え目なロゴがリフレクターになっていたり、フードの縁と袖口にラバーコーティングを施したりと、機能性への配慮はさすがです。

左腕にはマットブラックのラバーロゴがさり気なく配置されています。言わずもがなですが、こちらはマットブラックコレクションだけの仕様。見る人が見れば「あ、あれは！」とわかるアイコンなのです。

撥水性と通気性に優れた2.5レイヤーナイロンを使用した、悪天候をラグジュアリーに乗り切れる一着。フロントの長い止水ジッパーに、目を凝らすと2本のジッパーが縦に並んでいました。つまり、左右で合計4つのジップポケットになっているってわけです。また衿にはフードを内蔵しているなど、とにかく機能がてんこ盛りです。

ただのナイロンコートと思ったら大間違い。ダウン入りの保温力抜群のコートなんです。気になる内側をのぞくと、ナイロンラケ素材を使った、もこもこのキルティング。なのに、それが外に響かない構造は、実に都会的です。

撥水性のあるナイロン素材を使った非常に軽い仕上がりが魅力です。背中にベンチレーション（通気）機能を持たせてあるほか、止水ジップ仕様のポケット、裾のドローコードなどなど、各種機能に抜かりはありません。

フロントジップは、フードをぐるりと一周したユニークな構造になっています。さらに顔周りにモンクレールのレタリングが見えますでしょ。このレタリングは、ず～っと下まで続いているから、フロントを開けると、レタリングがより強調される仕掛けなんです。