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2019.02.02

モテるアウトドアのちょい足しテクとは?

大人の街スタイルに程よくエッジを効かすなら、アウトドアアイテムの一点投入が吉。とはいえ、リアルすぎるギアはやり過ぎ感も否めません。そこで注目したいのが、ラグジュアリーブランドのアウトドアアイテム。リッチなうえに、ほどよく機能的なモテアイテムの代表格です。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/稲田一生 文/池田保行(Zeroyon)

アウトドアを一点投入で、大人の街スタイルが激変!

大人カジュアルの決め手は、シンプルな定番アイテムを上手に使うことに尽きます。が、ベーシックなアイテムだけでは、品は良くても面白さや新鮮さは欠けてしまいがち……。ゆえに、どこかにスパイスが欲しくなるわけです。

そんなときの妙手は、アウトドアアイテムを1点だけ取り入れること。ギアとしての男っぽさや、使いやすさを考慮した機能デザインが、街着にピリッと気の利いたスパイスを足してくれるのです。選びのポイントは以下のふたつ。

1. リアルなギアよりもラグジュアリーブランドのアウトドア調のアイテム
2. ウェアよりシューズやバッグなどの“差しアイテム”

ラグジュアリーブランドのアイテムなら、街のスタイルに難なく馴染み、リッチな雰囲気さえ漂います。また、小物で取り入れることによって、全体のテイストを壊さずに、アウトドア気分を醸せるのですね。それではコーディネートでその効能をご覧にいれましょう。

◆ グッチ 

70年代の"ヘビアイ"を現代的にアレンジ!

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靴15万9000円、ジャケット31万5000円、スウェット11万8000円、シャツ9万円、デニム8万7000円、アイウェア7万6000円、ベルト4万6000円/すべてグッチ(グッチ ジャパン)
紺ブレは今季のトレンドアイテムとして注目されていますが、ベーシックなスニーカーやローファーを合わせてプレッピー風にまとめてしまうと昔のまんまなうえに、学生風で子供っぽい印象が拭えないものです。

そこでオススメしたいのが、足元にトレッキングやクライミングブーツで、アウトドアテイストを加味したスタイル。というのも紺ブレ+アウトドアは、70年代のヘビーデューティーアイビー、いわゆる"ヘビアイ"ブームの定番スタイリングでしたから。こちらの着こなしは、まさに"ヘビアイ"の公式を現代風にアレンジしたもの。ふたつの異なるテイストをミックスさせることで、大人カジュアルをランクアップできるという好例です。
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靴15万9000円/グッチ(グッチ ジャパン)
トレッキングシューズをラグジュアリーにアレンジした「グッチ」のシューズ。旬のダッドスニーカーを彷彿とさせるボリューミーなフォルムがいまどきです。

一見アウトドアらしからぬスムースレザー×スエードというリッチな素材使いですが、D管使いのアイレットはまさにアウトドアテイスト。ライナーにボアが配されているので、冬を暖かく乗り切れます。
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◆ サンローラン 

大人のライダーズスタイルはリアルライダーに学ぶ

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バッグ13万9000円、ブルゾン49万9000円、スウェット7万7000円、パンツ8万5000円、サングラス4万円、ベルト4万5000円、靴8万円/すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(イヴ・サンローラン)
ライダーズスタイルって、バッグに何を合わせるか困ることが多いですよね。街着に使うとはいえ、ブリーフやトートはもちろん、リュックもいまいち似合わなそう。実際のライダーはというと、バイクに乗る際にウェストバッグを利用します。折しもボディバッグをアウターにインしたスタイルが注目を集めるいま、このチョイスは街でライダースを着る際にも取り入れたいもの。

とはいえナイロン素材ではリアルライダーですので、レザー製を選んでクラス感をアップ。着こなしも白のスウェットに黒パン、黒スニとモノトーン系でまとめれば、無骨になりがちなライダーズスタイルもモダンにこなせますよね。
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バッグ13万9000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(イヴ・サンローラン)
ナイロンではなくレザー素材のウェストバッグなら、アウトドア感が薄れて大人のタウンユースがしやすくなります。ボディバッグのように、斜め掛けや肩掛けなどででも持ち歩けます。メタルバックルはワンタッチで着け外しがしやすく、頭から被らなくともストラップを回してカチッとセットするだけ。ヘアスタイルを乱すことなく背負うことができます。
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◆ ディオール 

デニム&チノでコーデする最新アメカジの足元に

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靴13万5000円、ブルゾン22万円、ニット価格未定、Tシャツ5万4000円、パンツ10万5000円、サングラス6万2000円、ベルト8万2000円/すべてディオール(クリスチャン ディオール)
ジージャンにチノパンというアメカジ定番の組み合わせも、「ディオール」が手がけるとこんなにもモダンな雰囲気。デニムはほどよくこなれた色落ち具合とペイントとのバランスが良好ですし、チノの側章は同素材を切りっぱなしにして使うなど、シルエットだけでなくデザイン性も追求されています。

アウター&パンツで主張できるので、インは抑えてVネックニットにクルーネックの白T。足元にアウトドア調のスニーカータイプのシューズを合わせることで、アメカジに現代的な気分が加わりました。ここで白スニじゃ、あまりに普通ですからね。
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靴13万円/ディオール(クリスチャン ディオール)
ベージュスエードのチャッカブーツにインナーブーツを仕込み、スニーカーソールを搭載したこちらのシューズ。テントロープ調のシューレースにスピンドルを取り付けたら、アウトドアの味わいが足元から薫ります。シューレースやヒールカウンターにキラリ☆と光る、ケミカルカラーも今風ハイテクアウトドアの象徴です。
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◆ ディースクエアード 

着流しスーツにもアウトドアのスパイスを

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キーリング2万6000円、スーツ15万8000円、ニット8万円、カットソー2万9000円、ベルト3万円、靴価格未定/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)
スーツをカジュアルに着る際は、インナーにドレスシャツよりも白カットソーをチョイスすると今っぽさがグンとアップ。ダークスーツに黒のジップアップニットと、ストイックにモノトーンでまとめることで、カジュアルさの中に大人の風格が漂います。

そんな着こなしのハズしテクに効果的なのがハイテクなスニーカーですが、さらにご注目いただきたいのはさりげなくベルトループに引っ掛けたカラビナのストラップ。本来はキーホルダーですが、パンツにつけることでスタイル全体のスポーティな気分を高めているんです。スニーカーとも相乗効果を発揮してくれますよ。
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キーリング2万6000円/ディースクエアード(ディースクエアード 東京)
シルバーチェーンやウォレットコードのように、腰回りのアクセはスタイリングの方向性を左右することもあるだけに重要です。アウトドアテイストを取り入れるなら、こんなふうに登山道具に使われるカラビナをキーフックに採用したストラップ・キーホルダーがオススメ。どんなスタイルにもスポーツ気分を加味できます。デカデカと配されたブランドロゴも、かなり目を引きますよ。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

グッチ ジャパン カスタマーサービス 0120-88-1921
クリスチャン ディオール 0120-02-1947
イヴ・サンローラン 0570-016655
ディースクエアード 東京 03-3573-5731

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