モテる黒コーデには、こんなコモノが効く!?

全身が精悍に引き締まって見える黒でまとめたスタイルは、男の必修科目と言えるもの。しかし着こなし方によっては武骨すぎて近寄りがたい印象になることも。

そうならないためにもポップな要素を取り込み、バランスをとる必要があるのです。しかし黒は数ある色のなかでも相当に強い色み。ちょっとやそっとのポップ要素では印象を変えることなどできません。

強い色みに対抗させるには、同様にインパクトある派手なカラーをぶつけるのが常套手段。“派手”とされる色みのなかでも断トツにポップなのが、そうネオンカラーです。

ダークな背景のなかで鮮やかさを際だたせるネオンカラーこそ、黒スタイルに差の付くエッジを添える数少ない色み。ただし、着こなしとしてセンス良く成立させるためには、取り入れるネオンカラーは小匙程度がひとつの目安。

小型バッグや巻き物にスニーカーなど、あくまでチラりと覗くくらいがウルサく見せないコツなのです。そこで具体的なアイテムを幾つかご紹介。ぜひ参考にしみててください！

アウターからシャツ、パンツまで黒でまとめ上げたスタイルは、誰でも若々しく締まったルックスに仕上がるもの。しかし、ときに強い緊張感を与えてしまいます。

そのテンションを緩めるためにも、差し色アイテムの導入はマスト。ただし昨今はフツーのカラーアイテムでは少々平凡なルックスに。

そこで、よりポップなネオンカラーアイテムに注目が集まっているのです。ただしこの手の“劇薬”は少量がお約束。写真のようにバッグも小型を選ぶなど、チラリと見えるくらいの匙加減にて取り込みましょう。

左／メッセンジャー型バッグなどのトレンドセッターとして30年近く不動の地位を得てきたピーターズ マウンテンワークス。高密度の化繊素材を用いたサコッシュは、マチなしの薄仕立てでスマートに持ち運べるデザイン。写真のネオングリーンのほかネオンパープルやネオンイエローもラインナップ。

中／斬新なリバーシブルアウターなどで注目をさらったイタリア発のオーフ。その新作バッグはお財布やスマホが入るぐらいのコンパクト型。ストラップにはワンタッチバックルが付いており、着脱が容易なところも魅力です。

右／ウェットスーツなどで知られる“ネオプレン”素材を使ったネオンイエローのトートバッグ。ソフトゆえに肌触りも良く、コンパクトにたためることに加え水洗いも可能です。

さり気なくもセンスを感じさせるカラー･テクニックとしておすすめしたい、ネオンカラーソックスの導入。こちらはフランスで人気上昇中のＴシャツ専門オンラインショップ「La Fraise」の創立者によって新たに立ち上げられたソックスブランド「アシッドゥシャス」のもの。伊勢丹新宿店では写真のネオンカラーモデルに加え、全24色を展開しています。

上級者ならぜひトライしたいのが、マフラーによるネオンカラーの差し色使い。もちろん肌に密接するアイテムだから、素材には絶対にこだわりたいところ。

左／ネオンピンクの一枚はナチュラルな見た目にも温かみを感じさせるウール製。
中／ビビッドな色合いのなかにも上品な艶感漂うシルク100％。こちらも薄仕立て。
右／透けるようなサマーコットンを使ったネオンオレンジの一枚。

軽快感や颯爽とした雰囲気を演出するなら、ネオンカラーのスニーカーを取り入れるのが正解です。従来の白スニーカーとは異なる、ポップなエッジ漂うアクティブスタイルが完成します。

左／ラテン･カジュアルシーンをリードするイタリアのディーゼル。本誌ではジーンズやアウター等で知られる実力派の新作スニーカーは、こんなハイテク仕様。先進のニットアッパーを採用しており抜群のフィット感を誇ります。メランジ風のニットは、ポップな印象に加え味わいも兼備。

右／80年代風のキャッチーなデザインやカラフルな切り替えパターンで強い支持を得ているアトランティック スターズ。原色系が定番ですが、こんなネオンカラーも実はリリースしています。