【新作】大人が選ぶべき春アウター4選。そのポイントは…

年齢を重ねるほど、明るい色を積極的に着ることで老け見えを回避する。妙齢の男性に向けたファッション誌における、常套文句です。確かに沈んだ色ばかりでまとめると老けて見えるため一理はありますが、とはいえやたらに色を多用するのは賢明ではありません。

明るい色は全体に使うのではなく、ポイントで使うからこそ効果的。そしてその色を引き立てる黒と合わせることで、より効果を発揮してくれるんです。

春に黒は重たいか？　いえいえ、そんなことありません。黒による引き締め効果は、ボヤけがちな春コーデにおいて実に有用なんです。だから、取り入れるならアウターで。全体が引き締まり、スタイリッシュに見せてくれます。

おまけに、黒はトレンドを問わない永久定番色。ならば、定番ブランドの定番アイテムを手に入れておけば、ずっと重宝するってこと。何かと物入りな春だけに、そんなコスパは嬉しいですよね。

ドーバーストリートマーケットのエクスクルーシブコレクションとなるマッキントッシュ エディット.からは、防水透湿性に優れたゴム引きクロスを採用したステンカラーコートを。さらに止水テープで防水性を高めつつ、ラバー製テープにはブランドロゴをあしらっています。

元々ゴルフ用アウターとして生まれたバラクータのG9は、ブルゾン丈のスポーティな雰囲気が魅力。しかしブラックならスポーティさは抑えられ、シックでアーバンな印象に。それでも、コットン混の軽快な生地やチラ見えするタータンチェックの裏地が、春らしさを楽しませます。

ハードというよりエレガント。イタリア発大人のレザーブレンドといえばここです。シングルライダースのJURIは、オールブラックが一見無骨さを匂わせますが、柔らかなラムナッパレザーの品良い艶感が、色気を演出。日本人体型に馴染むコンパクトなシルエットも、重たさを回避します。

ブランド定番のカーコートを、キルテッド仕様にしたもの。中綿入りの保温性、スナップボタン&ジッパーによる防風性、そして肌触りの良いフェルト襟と、オープンカーで重宝する機能性を有しながらも、上質な生地と細部にわたる丁寧な作りでラグジュアリーを誇示します。