ザ・ノース・フェイスの名品はダウンジャケットだけじゃない！

昨年、ザ・ノース・フェイスにおける90年代の名作スティープ テックが復刻されました。90年代ストリートのリバイバルとともに、再び脚光を浴びた同ブランドのスノーウエア。実はそれこそが、同ブランドの魅力を最も堪能できると言っても過言ではないんです。

スティープ テックが支持を集めた理由は、ずばりハイパフォーマンスにしてハイセンスだったから。その両立は、スキー場においてはもちろん、後にストリートで支持されるための要因となりました。それは、アーバンアウトドアを牽引する現在のザ・ノース・フェイスがまさに受け継いでいることです。

で、今回紹介するのがパウダーガイドジャケット。スノースポーツ用アウターシェルジャケットで、ゲレンデやバックカントリーはもちろん、ガイドといった過酷なスノーシーンを想定した本格スペックが満載の一着です。

それでいて、そのルックスは実にスタイリッシュ。街で着るには正直オーバースペックですが、とはいえそのミニマルなデザインは街着としても大いに気になる存在です。

ここ2年ほど、スノースポーツを楽しむことができなかった人も多いでしょう。今年は久しぶりに満喫できそうですし、単にスノーリゾートを楽しみたい人にとっても、パウダーガイドジャケットは強い味方に。予定がままならなかった場合は、街で着ちゃえばイイですしね。

表生地、メンブレン、裏生地と3層構造になったゴアテックス プロダクツを採用した、ハイパフォーマンスなスノースポーツ用アウターシェルジャケット。表生地には75デニールのリサイクルポリエステル地を採用し高い耐久性を確保しつつ、防水透湿性も確保。フードはヘルメットに対応しつつ、かぶらない時に邪魔にならないよう設計されるなど、ラフに着用した際の快適性も考慮されています。

裾の内側にはスノーガードが。無線などスノースポーツならではの装備を収納するためのポケットや、グローブを着けやすい袖先、そして両脇にはダブルスライダーを採用しベンチレーション機能も確保。

左袖にはリフトチケットポケットも完備。無駄にはためかないようジャストサイジングなシルエットですが、立体パターンなので動きやすさも両立しています。

カラバリは全5色。こちらは新色で、左がフラックス、右がシトロンイエロー。ブロックカラーもラインナップされていますが、比較的ベーシックカラーが揃います。

コチラはパウダーガイドパンツ。ジャケットと同じ3層構造のゴアテックス プロダクツを採用しており、セットアップでならあらゆる雪山に対応できます。ファッションとして街ばきするにはオーバースペックですが、雪の多い地域では街中でも頼りになる存在に。

両サイドには止水ジップを採用したベンチレーションが。防水透湿なので湿度は常に逃がしてくれますが、パンツ内にこもった熱はここから排出します。

裾内部には、スキーブーツに対応するライナー付き。雪や冷風をシャットアウトしてくれます。内側にはより耐摩耗性の高いアイゼンガードが。

カラバリは全4色。コチラは、新たに登場したモントレーブルーとフラックスです。上下揃いはもちろん、色違いで合わせるのもアリです。