悩ましい春に、大人の着こなし【正解】6例。基本と応用で紹介！

寒暖の差が意外に大きいこの季節。センス良く快適に過ごすためにはアウター選びが何よりのポイントに。軽く羽織れてしっかり暖かいけど、季節感を感じさせる微妙な匙加減こそ勝負の分かれ目です。

そんな利便性と旬なルックスを兼備するアウターといえば「スエードブルゾン」「柄物コート」「フードブルゾン」の３大モデル。それぞれ初級･上級の着こなし提案ともに、三大アウターならではのポテンシャルの高さをレクチャーいたします！

スエードの良さはなんと言っても、革の存在感と裏毛によるしっとりとした余裕を感じさせるところ。さらに、軽快な季節感をアピールしたい場合はショート丈のものが理想です。

存在感のある生地ゆえ、合わせるボトムの生地感を揃えるのがポイント。デニムならもともと厚みがあるので考える必要もありません。中でも、若々しく決めるなら細身のブルーデニムが今の気分。

インナーとしてシンプルなグレーの丸首ニットを合わせるだけで、上品な欧州トラッドスタイルが完成します。より大人っぽくまとめるならベルトや靴、小物等をブルゾンと同系色のブラウンに統一すること。

いまどきな洒落感をアピールしたい場合は、トーンを揃えて全身モカな着こなしで。腿部分にゆとりのあるプリーツ入りパンツを取り入れてると、ショート丈のブルゾンとの対比により、エレガントなメリハリ感が生まれます。

上品に魅せる意味でも、インナーは純白のセーターを選びましょう。透け感のあるスカーフを首に巻きつつ、本格機械式時計を腕に巻けば、アッパークラスの装いが完成。ここでも小物類はカラーを統一することが肝心です。

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レディースですでに人気の大柄コートは、メンズシーンでも徐々に注目度が上昇しているアイテム。着回すことを前提とするなら、多色系ではなくトラッドな二色柄のものがオススメです。

最も簡単かつオシャレに見えるテクニックは、靴を含めインナーをすべて黒で統一させること。雑多な雰囲気にならず、引き締まった印象に仕上がります。フードパーカに細身のコットンパンツ、スニーカーと、あえてストリートアイテムと合わせて軽妙な洒落感を演出するのもいまどきですよ。

コートの持つトラッド感を活かして全身コーディネートすれば、大人の品格漂う熟練のカジュアルスタイルが完成。難しそうに思える柄×柄コーデもピッチを大幅に変えれば煩雑に見えません。

インナーには、衿シャツとチルデンセーター、スラックスを合わせてトラッドスタイルを貫きましょう。モノトーンで統一している点もすっきり見えるポイントです。

さらに、コートの優しいベージュカラーとリンクさせる意味で、ゴールドケースのドレスウォッチを合わせれば、一層ラグジュアリーな洒落感が高まること確実です。

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この春もスポーツミックススタイルは、メンズシーンの最重要トレンド。その場合にまず用意しておきたいのが、ブラックナイロンのフードパーカです。フードが着こなしにおいてアクティブな要素になるとともに、ブラックナイロンが都会的な渋味を感じさせる一着は、男らしくクールかつ着回しが利くところが魅力。

初級では、トレーニングパンツやスニーカーなど、スポーティなアイテムを合わせて、全身アクティブスタイルに仕上げました。ただし、インナーに高級感あるハイゲージニットを選ぶことで、大人っぽさを保っています。

上級者はトラッドスタイルのハズし技として、フードブルゾンを巧みに利用します。その好例が写真のコーディネート。コンサバ感のあるハイゲージカーディガンにグレンチェックのスラックスを合わせた着こなしは、スポーツの要素とトラッドのエッセンスが絶妙にバランスとれたルックス。

ポイントはインの白シャツを襟付きではなく丸首のカットソーにしているところ。全身を黒･白･グレーのモノトーン調でまとめることも、上級者に見せる大切なコツです。

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