【実例】いま、イケてる大人はコレ！ 旬なロゴアイテム厳選5点

80年代的なロゴブームの今、若いひとには新鮮な「ロゴ」のデザインも、大人からしてみると懐かしさ半分、いまさらどうやって着たらいいのか分からないという声も。そこで、どうしてもロゴものが着にくいという大人に、「これなら着られそう！」というロゴアイテムに選び方と着方をレクチャーいたします。

まずはいつも着慣れたラグジュアリーブランドから選べば、モードのお墨付きで安心です。さらにはジャケットやシャツ、コートなどのドレスアイテムではなく、Tシャツやスウェットパーカなど、スポーツアイテムを選ぶのが肝心。ロングコートに大胆なブランドロゴは、さすがに着にくいですので。ブランド名が大きく描かれたデザインが気恥ずかしいようでしたら、少しアレンジされた一見ロゴとはわからないデザインのものを選ぶという手も。それぐらい今どきのロゴものは進化しています。

ロゴものをうまく取り入れれば若々しくアクティブな印象が醸せますし、お洒落のアップデートがしっかりできる大人だということをアピールできるなど、ポジティブな効果がいっぱいです。賢く取り入れて、高感度で好感度なお洒落を目指してはいかがでしょう。

ライダースのインに着たスウェットパーカは、古着を思わせるヴィンテージ風のプリントがあしらわれています。しかしよく見るとしっかり「SAINT LAURENT」のロゴ入りデザイン。何気ないスウェットパーカなのに、実はメゾンブランドというタネあかしこそ、大人ロゴの使い方の基本テクです。

黒のライダースに黒スラ、足元は白スニというスポーティなカジュアルスタイルですが、選んでいるブランドは超絶ラグジュアリーというギャップこそ、リッチな大人に相応しいスタイルテクとお見知りおきを。

カンガルーポケットにあしらったロゴデザインは、今季の「プラダ」の新たなアイコン。もともとスポーティなデザインが得意な同ブランドではありますが、ここ最近はよりフューチャリスティックなデザインへと進化しています。ネイビー×ブルーに切り替えたフロントパネルに、ハーフジップのスウェットパーカというデザインも斬新。

ダブルフェイスの五分袖は肩を落として着る今風のゆったりシルエット。創業年「1895」と「PARIS」、ブランド名の頭文字「B」をレザーであしらった、まるでクイズみたいなロゴデザインで、「ベルルッティ」と気づいた方は、よほどのファッション上級者。知ってる人へのインパクト絶大な、1枚でも威張りの効くスウェットカットソーなのです。

昨年、アイコニックなデザインとして生み出された「VLTN」のロゴ。一見、ロゴとわからないモノグラムのチェック柄ですが、さりげなく新生「ヴァレンティノ」のラグジュアリーな世界観が伺えます。カプセルコレクションとして登場して以来、話題集中、人気爆発中のこのロゴデザイン、これからますます拡大しそうです。

あえてロゴを隠すという大胆デザインのスウェットシャツ。それでも「LANVIN」の文字が読めるギリギリのギミックは、ロゴものが苦手な方にも着られそうです。

ジャケットのインにチラ見せしたら、シンプルな斜めのバーデザインに見えるはず。ロゴものブームへのアンチテーゼ的に着てみるのもいいかもしれません。