【新作】モテるオヤジの傑作スニーカー6選。お洒落は足元で変わるんです

群雄割拠な昨今のスニーカーシーン。ハイテク or ローテク、ランニング or コート型等々、その選択肢の幅も年々広がりつつあります。とはいえ、出会いの季節の足元に効くのは、ラグジュアリーなスニーカー一択とお見知りおきを。

なぜなら、その圧倒的な高級感と存在感から、ひと目で“あぁ、この人は大人のお洒落を楽しんでいる人だなぁ”ということがわかるから。さらにソールが厚めのものを選ぶと、トレンドの面でも体型補正効果の面でも効果はテキメン。これにて春のお洒落の足元を盤石なものにしていただければ、と思う次第です。

クラシカルなランニングシューズに、メンズのアーティスティックディレクターのヴァージル・アブローならではのアレンジを加えた意欲作。

目にも鮮やかなレッド×ホワイトのカラーリング、スエードカーフとテキスタイルを組み合わせたアッパー、ラバー製のアウトソールにはモノグラム・フラワー装飾＆オーバーサイズのトレッドパターンを採用するなど、こだわりをそこかしこに散りばめた注目の逸品。

「プラダ クラウドバスト」と名付けられた、ランニングシューズの実用性と機能性とを兼ね備えた一足。独特の曲線美を描く軽量ソールが、春の足元に心地よい遊びゴコロを添えてくれます。

アニメーションからインスパイアされたというアウトラインには、洗練されたスポーティさとコンテンポラリーなデザイン性とを高次元で融合させたことで生まれたハイブリッドなフォルムが採用されます。まさに、シューズ作りにも定評のある、同ブランドならではの秀作かと。

今季のコレクションで多用されたフローラルモチーフは、自然への愛と、花を愛したムッシュ ディオールの情熱に対するオマージュを捧げたもの。それをテクニカルファブリックのアッパーの全面に描き出した、春らしさに溢れたハイカット型です。アッパーの一部に採用された半透明のPVCパーツやアウトソールの立体的なブランドロゴなど、ギミックを随所に投下しました。

一見シンプルなバスケットシューズ型のようですが、実は、特殊な感光技術を駆使したアッパーのカーフレザーは、光を当てるとイエローのアイコニックなFFパターンが浮かび上がる、という趣向を凝らしたデザインを採用します。

とはいえ、カーフレザー自体は、同ブランドの名に恥じない、上質なものを使用しているため、ラグジュアリー感もしっかりキープ。ラバーカップソールも特徴です。

以前より展開している人気の「ダイビングスニーカー」シリーズからピックアップ。質感の異なるメッシュ素材をレイヤーすることで下の素材が透けて見えるアッパー、足当たりの良いカーフスキン製のライニング、そしてグリップ力に優れたラバーソールといった具合に、同ブランドらしく素材使いの妙がキラリと光る一足です。

ブラックを基調としながらも、ポイントでホワイトを使用することで、春夏らしい軽やかさも表現しました。

シューズデザイナーのサレヘ・ベンバリー曰く「色々と悩んだかいもあり、スタイリッシュかつ実用的なスニーカーに出来上がったよ」と太鼓判を押すのは、アッパーに使用された“グレカ・キー”や“クロックパフ”、そしてアウトソールのトレッドパターンにキューバンチェーンのフラットな形採用するなど、ヴェルサーチェのシグネチャーを反映させたデザインが特徴の、その名も「クロス・チェイナー」。トウのアウトサイドには“POWER”を意味する点字があしらわれます。