【まとめ】いまからなが〜く使える「春の上着」総集編

三寒四温とはよく言ったもので、真冬のような寒さから、汗ばむ陽気まで寒暖差の激しい春先。そんな季節に重宝するのが、気温の変化に柔軟に対応できるライナー付きアウターです。

春先だけでなく梅雨の時期までも活躍するので、今のうちにゲットしておくのが正解かと！　着こなしとアイテムをまとめてご紹介するので、ぜひ吟味してくださいませ。

今回ベースとして選んだライナー付きブルゾンは「タトラス」のＭ65型。ミリタリー由来の男らしさを持ちつつネイビーカラーの一着は、爽快感も兼備する仕上がり。

スポーティなダウンベストがライナーとして付属しており、一着で十分な保温性と洒脱なレイヤードスタイルが作りだせる有能な新作です。

ニットやパンツを同系色のネイビーにて揃え、白無地シャツで清潔感をも加えた装いは、洒落たミリタリートラッドなルックス。足下を革靴で仕上げれば、さらに大人っぽい雰囲気に。

「タトラス」の新作ブルゾンは、Ｍ65型の薄手アウターとダウンを封入したベスト型ライナーがセットされたもの。両者は内部のボタンループでリンクしており、脱着は数分でOK。アウターは薄手素材なので、単体で着用すれば6月くらいまで着こなせるもの。ちなみにダウンベスト単体の着用も可能です。

ライナー付きコートの着回しがもっと見たい方はこちら！

本流の英国スタイルを今に伝える老舗の一着は、モダンな機能性と使い勝手に優れた仕上がりです。群馬県桐生市にある化繊専門ファクトリーの先染め高密度タフタを使用しており、エレガントな艶感と撥水機能を備えているところがポイント。

「アクアスキュータム」ならではのトレンチデザインを随所に取り込んでおり、すっきりしながら男らしく装える一着です。スーツのみならずカジュアルスタイルにも合わせられる、絶妙なレングスも見逃せません。

同ブランドを象徴するクラブチェックをあしらったライナーが大きなポイント。脱着はジップ式で取り外しも簡単です。また、フードも同じようにジップにて取り外しが可能。

家業であるダウンジャケットの製造業を受け継いだモレノ・ファッチンカーニ氏が2006年、イタリアはヴェローナにて創設した「ムーレー」は、高級ダウンコートを始めとするラグジュアリーなアウターブランド。

このバルカラー型コートも極めてシンプルですが、緻密に取り付けたライナーやパイピング、それにホーンボタンを奢った贅沢な仕上がりが魅力です。

本格仕立てのジャケットのように細腹を設けており、スマートながら立体的なフィット感もポイントのひとつ。また、生地はシワが付きにくく衿などが立てやすい形状記憶素材を使用しており撥水性も兼備します。

ジップにて脱着できるライナーは、独自のインシュレーションを内蔵。薄手ながら十分な保温性を備えた高機能が特徴です。ポケットも装備しており使い勝手も抜群。

独特のハリ感を持つボンディング素材を使用したゴム引きコートは「マッキントッシュ ロンドン」の代表アウター。パリッと立体的なルックスが味わえるところが特徴です。この一着は、流麗なＡラインとトラッドな比翼フロントを備えたバルカラーの「ダンケルド」。

無駄を削ぎ落とした飽きのこないデザインとシルエットでオンにもオフにも使える、万能コートです。縫い目は職人の手作業によりシーリングが施されており、優れた防水性も大きな特徴。

内側にはボタン留めによるチェックライナー付き。ウールブランケット風のライナーは、軽く温かさも十分。脱いだときに見える英国らしいハウスチェックがさり気なくお洒落を主張します。

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