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2022.02.04

実はカンタン? 話題のブーツをお洒落に履く方法

今季はメゾンからシューズ専業ブランドまでが、こぞってソールにボリュームありなブーツを提案中です。とはいえ、これを履きこなすには、少々工夫が必要でございます。そこで覚えておきたいのがアウトドアとドレステイストのミックステク。今回は、その秘策をわかりやすく解説します。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/勝間亮平 文/長谷川 剛(TRS) 構成/長谷川茂雄

ドレスとアウトドア感をほどよくミックスする意識を

今季、とにもかくにも厚底のぽってりブーツが大豊作なんです。ホントに? と疑うアナタは、例えばトッズのウィンター ゴンミーニを御覧ください。

もともと、ドライビングシューズから派生した名作も、いまではアップデイトされて厚底のラバーソールを装着したモデルがお目見えしています。そんな“ぽってり化”は、今季のトレンドのひとつ。

とはいえ厚底ブーツはボリュームがあるだけに、着こなしにはひと工夫が必要です。そこで、ボリューム感を活かすために取り入れたいのがアウトドアのエッセンス。

だからといって全身アウトドア感満載では、厚底ブーツを都会的かつ上品に履くにはちとキツいかと。あくまでそれはエッセンスにとどめて、同じだけドレッシーなアイテムも取り入れることがポイントとなります。そのサジ加減は、アウトドアとドレスエッセンス、互いにハーフ&ハーフが理想的。

今回は、厚底ブーツに紳士の定番であるネイビージャケットと白パンツを添えて、異テイストミックスを実践したスタイルをご紹介します。こんなバランスを基準にすれば、あなたもトレンドの厚底ブーツをお洒落に履きこなせますよ。

ブーツ9万4600円、パンツ6万6000円/ともにトッズ(トッズ・ジャパン)
▲ ブーツ9万4600円、パンツ6万6000円/ともにトッズ(トッズ・ジャパン)、マウンテンパーカ4万6200円/リーバイス®︎ ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン)、ジャケット8万6900円/ラファーボラ、スウェットニット2万9700円/ギャルリー・ヴィー(ギャルリー・ヴィー 丸の内店)
ネイビージャケットと白パンツは大人の定番。でも、すべてがドレッシーなアイテムだと厚底ブーツが浮いてしまいますよね。

そこで足元と馴染みのよいマウンテンパーカやスウェットを取り入れることで、調和を図るという算段です。それにより、靴の存在感と大人の品格を両立できるのです。

ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、ジャンルは違えどいずれもベーシックなアイテム。思いのほかすんなり爽やかにまとまりますよ。
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◆ POINT 1

アウターにはブーツと好相性のアウトドア要素を投入

普段、ネイビージャケットや白パンツにはステンカラーコートや白シャツといったベーシックなアイテムを合わせますよね。

ですが、ボリュームのあるブーツを履きこなすには、トップスにアウトドア要素を盛り込む、そんな工夫が効果的。特に重宝するのがマウンテンパーカなどのアウターです。

ジャケットにもさらりと羽織ることができますし、ボリュームのあるブーツと無理なくシンクロするので、装いにまとまりが生まれます。

特に茶系のブーツには、上のようなレトロ感のあるマウンテンパーカがマッチします。着丈もたっぷりあるものなら、ジャケパンに合わせても違和感はありませんよ。

◆ POINT 2

上品さを演出するには、白パンツが便利

ボリュームのあるブーツを、簡単にドレスアップする方法。それは、白パンツを合わせること。デニムやワークパンツですと、どうしても無骨な印象が強まってしまうのでご注意を。

特に、ネイビージャケットに白パンツというスタイルなら、フレンチテイストや都会感が増しますので、よりエレガントに見えます。

その際、ブーツのボリュームと好バランスを生むテーパードシルエットのものをセレクトするのもポイントです。
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◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その1 「モンクレール」

お洒落なうえに身長アップ効果も得られます

ブーツ8万300円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
▲ 8万300円/モンクレール(モンクレール ジャパン)
撥水加工が施されたキャンバスを使用したブーツ。アッパーはごくベーシックと見せかけて、一般的なブーツの2倍の厚みがありそうなボリュームのあるソールに、誰もが目を見張るのでは? 

注目したいのは、細めの足首。これなら今どきのテーパードパンツにも、自然に寄り添ってくれますよ。オールブラックのモデルもあるので、お好みでどうぞ。

◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その2 「クリスチャン ルブタン」

デザイン、素材ともに妥協したくないアナタに

ブーツ17万6000円/クリスチャン ルブタン(クリスチャン ルブタン ジャパン)
▲ 17万6000円/クリスチャン ルブタン(クリスチャン ルブタン ジャパン)
まず目を奪われるのが、ブランドのアイコンともなっているヒールのスパイク。といっても、こちらはラバー素材なので、周囲を傷つける心配はございません。

ヴァンプの全面にはブラックのグレインカーフレザーを使用し高級感は絶大。チラリと見える赤の厚底や、CLクラスプをあしらったストラップなどなど、語りどころ満載です。
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◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その3 「ジミー チュウ」

足裏まで、よ~くご覧くださいまし

ブーツ14万1900円/ジミー チュウ
▲ 14万1900円/ジミー チュウ
クラシックなチェルシーブーツも、ジミー チュウが手掛けると俄然モダンに変わります。非常に滑らかなアッパーのカーフスキンは、柔らかくしなやかさ抜群。おまけに自然な光沢や艶感が、華やかさを添えてくれるんです。

注目すべきはトランスペアレント(半透明)素材のタンクソール風の厚底。ハード、ダイヤ、クラブ、スペードのほか、ブランドのアイコンであるスターマークのブロックがデザインされています。

◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その4 「ジ・オニツカ」

スニーカーとブーツのいいとこ取りができる一足

▲ 6万500円/ジ・オニツカ(オニツカタイガー お客様相談室)
ステアガラスレザーとナイロンを適材適所で切り替えたコンビ仕様が新鮮です。光沢の強いレザーはドレスシューズに使われるほど、高品質なものを選んでいるのだとか。

ミッドソールにはE.V.A.、かかと部分にはαGEL Foamを搭載していて、クッション性の高い履き心地もしっかり確保。よりライトに履きたい方や、普段、スニーカーに慣れ親しんでいる方なら、こちらは最良の選択ですよ。

◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その5 「フラテッリ ジャコメッティ/マルモラーダ」

厚底でも歩きやすいのには理由があるんです

ブーツ12万9800円/フラテッリ ジャコメッティ/マルモラーダ(ウィリー)
▲ 12万9800円/フラテッリ ジャコメッティ/マルモラーダ(ウィリー)
本格靴愛好家の大好物、ノルベジェーゼ製法を駆使したブーツがこちら。ほかにもイタリアのタンナーが植物タンニングでなめしたバケッタレザーなど、靴好きが喜ぶ見どころを満載しています。

伝統的な登山靴のレトロな雰囲気は、大人っぽい装いにも好相性間違いなし。トウの反り返りにより歩きやすいうえ、足首回りにしっかりとクッション入りで、快適さも申し分ありません。
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※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

ウィリー 03-5458-7200
オニツカタイガー お客様相談室 0120-504-630
ギャルリー・ヴィー 丸の内店 03-5224-8677
クリスチャン ルブタン ジャパン 03-6804-2855
ジミー チュウ 0120-013-700
トッズ・ジャパン 0120-102-578
モンクレール ジャパン 0120-977-747
リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501

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