上品でイケてる!? 大人のスニーカー４選。これ一足で着こなしが変わりますヨ

スポーツミックススタイルの隆盛と歩調を合わせるように、スニーカー市場も世界的に活況を呈しています。革靴とは異なり、気軽かつ軽快に履けるスニーカーは、今の時代に最もマッチしたフットギアと言えるでしょう。

ただし、過剰にスポーティだったりチープだったりすると、大人のスタイルにはフィットしません。そこで注目したいのが格式あるハイメゾンのスニーカー。

素材使いやデザインにとことんこだわった一足は、シンプルな着こなしに合わせても足下からリッチな洒落感が匂い立つ仕上がり。シャツ一枚などエッジ不足になりがちなこの季節の装いも、メゾンのスニーカーを合わせるだけで、ハイセンスかつ説得力あるコーディネートとなるのです！

重ね塗りにより玄妙な色合いを放つ本格靴でも知られるフランスの「ベルルッティ」。昨今は、たっぷりのボリューム感がラグジュアリーなインパクトを放つ独創的スニーカーで話題をさらっています。

レザーやラバーにメッシュ素材を組み合わせつつ、ミニマルなモノトーンカラーに絞った一足は、スポーティでありつつ重厚感ある佇まい。要所に複数のパッドを仕込み、形状記憶スポンジのソールを搭載するなど、履き心地に関してもこだわり十分の一足です。

「サルバトーレ フェラガモ」のシグネチャーであるガンチーニ。そのアイコニックなデザインが、今季クリエイティブ ディレクターのポール･アンドリューの手により、ハイセンスかつグラフィカルなモノグラムパターンへと進化しました。

コートやバッグの素材に使われるだけでなく、なんとスニーカーにも用いられ脚光を浴びています。プリントではなく、緻密なジャガード織りで表現したガンチーニ･モノグラムは気品たっぷり。派手すぎず、さり気なくブランドが主張できる、実に気の利いた一足です。

時代の先端を行くデコラティブなスニーカーも気になりますが、やはりまずはベーシックな一足を揃えておくと安心ですよね。メゾンスニーカーの先駆でもある「バリー」の新作は、あらゆる装いに合わせられるホワイトレザー製。

究極のシンプルデザインですが、厳選のカーフレザーを使用しており、その印象は高級感かつ清潔感に溢れるもの。太枠のメタルハトメがアクセサリー的なアクセントを、そしてソールサイドの文字列（ブランド発祥地の緯度と経度）が、モード的な洒落感を主張します。

90年代レトロな雰囲気とラグジュアリーな要素をミックスし、新感覚のスニーカーを作り上げた「トッズ」。アッパーはシックなブラックですが、スムース革とスエードを巧みに使い分けており、都会的かつ味わい深いルックスに。

クッション性に優れたホワイトソールは、ドライビングシューズでお馴染みのペブルソールを模しており、ブランドの伝統をしっかり踏襲したデザインです。タンやヒール部分にあしらったタン･レザーがメゾン系らしいソフトなエレガンスを放ちます。