迷ったらココ！ アディダスの新作スニーカー５選

アディダスの振り幅の広さは、皆さんご存知のことかと。王道のスタンスミス、最先端のブーストフォーム、アウトドアシューズの新定番アディダステレックス、さらにはラグジュアリースポーツの先駆けY-3やストリートを牽引するハブ ア グッドタイムとのコラボなどなど。

そんな、全方位に触手を伸ばすアディダスだけに、今シーズンの新作も実にバラエティに富んでいます。何かと悩みがちな春コーデ。もしスニーカー迷子になったら、アディダス道へ進めばきっと目的地にたどり着くはずです。

春シーズン到来によって、パステルカラーのリリースが相次いでいる今日この頃。大人スニーカーの定番スタンスミスからも、春らしいイエローが登場しました。パンチングによるスリーストライプではなく、トレフォイルロゴを採用したこちら。

柔らかな印象のペールイエローのレザーアッパーと白ソールの組み合わせは、むしろオール白のスタンスミスよりも軽快な印象が楽しめます。

90年代をイメージしたフォルムとカラーリングを披露する、ヤング-96。スエード×メッシュをコンビ使いしたアッパーのデザインや、レーシーだけど今となってはシンプルなEVAソールが、ハイテクともローテクとも言えない絶妙な90年代感覚を表現しています。さほどボリューム感があるわけではありませんが、印象としてはダッド的なスニーカーとして楽しめます。

スタンスミスと並ぶ、クラシックの名作スーパースター。ヒップホップにおける定番とあって、スタンスミスよりもストリート感が強めです。しかし、クラフトマンシップを意識したブルースレッドコレクションからの1足は、グッと大人寄りになっています。その理由が、上質なイタリアンレザーを採用したアッパー。その光沢感からして、ただのスーパースターでないことがわかります。

1979年にリリースされたナイトジョガーから、インスピレーションを得たこちら。リフレクターの採用など当時のデザインをベースにはしていますが、アッパーはソックライナーの採用やナイロンリップストップ×メッシュ生地と、今どきにアップデート。ソールもブーストフォームを採用し、軽くクッション性の高いハイパフォーマンスを誇る1足になっています。

兎にも角にも、90年代リバイバルの最中にあって、かつての復刻リリースが止まりません。こちらのZX4000は、正確には1989年にリリースされたモデル（浸透したのは90年代）。当時最先端のパフォーマンスを誇った同モデルを現代版として再リリースしたもので、アッパーにはナイロンメッシュとシンセティックスエード、ソールにはクッション性と安定性に優れたトルションが採用されています。当時を思わせるカラーリングが、懐かしくも新鮮です。