2022.03.03
スニーカーのりで履ける、大人の春靴といえば?
春夏だから、と条件反射的にいつものデッキを履いていませんか? 今選ぶべきは、ぽってりとしたちょいゴツめのデッキ。この靴こそが無難な春コーデを一躍モテるこなしへと一変させるのです。その理由を紐解いてみましょう。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/勝間亮平 文/押条良太(押条事務所) 構成/長谷川茂雄
ちょいぽってりになるだけで、イマドキ感が増します
ぶ厚いアウトソールをはじめ、丸みを帯びたつま先のフォルム、甲のモカシン縫いといったディテールが存在感を放つデッキは、いつものソレとチェンジするだけで、スタイリング全体が今っぽく一変するパワーアイテム。
今回はそんな“ちょいゴツめ”のデッキシューズの魅力と効能、こなし方を深掘りしていきます。
ぽってりとしたフォルムによって足元にメリハリが生まれ、おまけにデッキならではの春夏らしい季節感も演出可能。そう、ゴツめのデッキは大人の春スタイルに多大な恩恵をもたらすのです。
◆ POINT 01
“ほどユル”なトップスがゴツめのデッキと響き合う
ポイントは黒×ベージュといった落ち着いた色合わせ。上質な雰囲気を演出しつつ、それぞれゆったりとしたシルエットを選ぶことでリラックス感を演出している点も見逃せません。
こうしたトップスの優雅な脱力感は、足元のデッキのボリュームを際立たせるとともに、絶妙に響き合うのです。
◆ POINT 02
デッキの持ち味を100%引き出すグレスラのこなし方
今どきな先細テーパードのグレスラの場合であれば、膝下はノークッションで、かつ裾丈はくるぶしが見えるくらいがベストバランス。
さらにノーソックスにすれば、足元がいっそう軽やかな雰囲気に。こうすることでデッキのボリューム感が存分に際立ち、旬が色濃く薫る出で立ちと相成るのです。
◆ 大人が履くべきデッキシューズ その1 「ジョンロブ」
英国靴の王者が手がけたデッキスニーカー
さらに滑らかなグレインカーフの風合いやロゴ入りメタルアイレット、サイドのブランドタグがラグジュアリーなムードを演出します。オール白のクリーンなデザインは、こなし方も選びません。
◆ 大人が履くべきデッキシューズ その2 「ダブルエイチ」
武骨さと上品さを両立した技ありのデザイン
それでいてフランス・アノネイ社の上質カーフが放つ発色豊かなブラウンやリッチな艶のおかげで品よくこなせます。
◆ 大人が履くべきクレープソール その3 「リプロダクション オブ ファウンド」
イタリア海軍の士官用シューズが元ネタ
1990年代、イタリア海軍でオフィサーシューズとして使用されていたデッキがモチーフで、アッパーには撥水・防汚加工が施されたイタリアンスエードを採用。厚めのアウトソールはクッション性、グリップ力に優れた軍用ソールです。
◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その4 「ホワイトマウンテニアリング」
質感を高める巧みなディテールワーク
しっとりとした風合いのスエードアッパーやレザー製シューレースといった上質なディテールのおかげで、グレスラなどキレイめパンツとの相性も◎です。
◆ 大人が履くべきクレープソール その5 「ティンバーランド」
伝統のデッキモカシンが“オトナ色”に
こちらはアッパーにヌバックが使用されたモデルで、淡いベージュが大人っぽいムードを醸し出します。サイドのロゴは足元のアクセントとしても一役買います。
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