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2022.03.03

スニーカーのりで履ける、大人の春靴といえば?

春夏だから、と条件反射的にいつものデッキを履いていませんか? 今選ぶべきは、ぽってりとしたちょいゴツめのデッキ。この靴こそが無難な春コーデを一躍モテるこなしへと一変させるのです。その理由を紐解いてみましょう。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/勝間亮平 文/押条良太(押条事務所) 構成/長谷川茂雄

ちょいぽってりになるだけで、イマドキ感が増します

ボリューム感のある「ぽってり靴」が旬を迎える今、春夏シーズンの定番であるデッキシューズに変化が見られます。そう、今シーズンは、見るからにボリューム感のあるちょいゴツめのデッキが増殖中なのです!

ぶ厚いアウトソールをはじめ、丸みを帯びたつま先のフォルム、甲のモカシン縫いといったディテールが存在感を放つデッキは、いつものソレとチェンジするだけで、スタイリング全体が今っぽく一変するパワーアイテム。

今回はそんな“ちょいゴツめ”のデッキシューズの魅力と効能、こなし方を深掘りしていきます。
靴7万2600円/パラブーツ フォー エディフィス(エディフィス 新宿)、カーディガン4万700円、Tシャツ2万900円/ともにチノ(モールド)、パンツ3万800円/コロン(エンメ)
▲ 靴7万2600円/パラブーツ フォー エディフィス(エディフィス 新宿)、カーディガン4万700円、Tシャツ2万900円/ともにチノ(モールド)、パンツ3万800円/コロン(エンメ)

ざっくりシルエットのニットカーデにテーパードしたスラックスといえば、お馴染みの春の定番スタイル。これまでの場合だと、足元は白スニや素足履きのローファーなんかが定石だったわけですが、この春は、ぽってり靴、それもゴツめのデッキを合わせるのがより格好イイのですよ。
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靴7万2600円/パラブーツ×エディフィス(エディフィス 新宿)
▲ 靴7万2600円/パラブーツ フォー エディフィス(エディフィス 新宿)
デッキシューズというと、本来、足にフィットするフォルムをイメージするかと。ですが、今季は、そこにゴツめのソールを配したモデルが旬なのです。

ぽってりとしたフォルムによって足元にメリハリが生まれ、おまけにデッキならではの春夏らしい季節感も演出可能。そう、ゴツめのデッキは大人の春スタイルに多大な恩恵をもたらすのです。

◆ POINT 01 

“ほどユル”なトップスがゴツめのデッキと響き合う

それでは、イマドキ感のあるちょいゴツめのデッキの魅力を引き出すべく、こなしのキモをチェックしていきましょう。例えば、トップスはハイゲージのニットカーデとカットソーのレイヤード。

ポイントは黒×ベージュといった落ち着いた色合わせ。上質な雰囲気を演出しつつ、それぞれゆったりとしたシルエットを選ぶことでリラックス感を演出している点も見逃せません。

こうしたトップスの優雅な脱力感は、足元のデッキのボリュームを際立たせるとともに、絶妙に響き合うのです。
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◆ POINT 02

デッキの持ち味を100%引き出すグレスラのこなし方

いわずもがな靴の持ち味を生かせるかどうかはパンツとのバランスにかかっています。とりわけ気を遣うべきはパンツのレングス。

今どきな先細テーパードのグレスラの場合であれば、膝下はノークッションで、かつ裾丈はくるぶしが見えるくらいがベストバランス。

さらにノーソックスにすれば、足元がいっそう軽やかな雰囲気に。こうすることでデッキのボリューム感が存分に際立ち、旬が色濃く薫る出で立ちと相成るのです。

◆ 大人が履くべきデッキシューズ その1 「ジョンロブ」

英国靴の王者が手がけたデッキスニーカー

シューズ13万8600円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
▲ 13万8600円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
オーセンティックなデッキシューズをスニーカー風にアレンジした「ピアー」は、ぽってりとしたトウと厚手のダブルラバープリムソールが存在感たっぷり。

さらに滑らかなグレインカーフの風合いやロゴ入りメタルアイレット、サイドのブランドタグがラグジュアリーなムードを演出します。オール白のクリーンなデザインは、こなし方も選びません。
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◆ 大人が履くべきデッキシューズ その2 「ダブルエイチ」

武骨さと上品さを両立した技ありのデザイン

シューズ6万500円/ダブルエイチ(オリエンタルシューズ)
▲ 5万5000円/ダブルエイチ(オリエンタルシューズ)
シューズデザイナーの坪内 浩氏とファッションディレクターの干場義雅氏によるコラボブランドから。デッキをベースにしながらも、モカシンステッチやウエルト部分のダブルステッチ、ビブラム社製タンクソールがワークブーツばりの存在感を演出。

それでいてフランス・アノネイ社の上質カーフが放つ発色豊かなブラウンやリッチな艶のおかげで品よくこなせます。

◆ 大人が履くべきクレープソール その3 「リプロダクション オブ ファウンド」

イタリア海軍の士官用シューズが元ネタ

シューズ3万8500円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド)
▲ 3万8500円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド)
世界各国の名作ミリタリーシューズを再現するブランドがリリースしたのは、ぽってりとしたトウが印象的なスエードデッキ。

1990年代、イタリア海軍でオフィサーシューズとして使用されていたデッキがモチーフで、アッパーには撥水・防汚加工が施されたイタリアンスエードを採用。厚めのアウトソールはクッション性、グリップ力に優れた軍用ソールです。
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◆ 大人が履くべき厚底ブーツ その4 「ホワイトマウンテニアリング」

質感を高める巧みなディテールワーク

シューズ6万3800円/ホワイトマウンテニアリング
▲ 6万3800円/ホワイトマウンテニアリング
恒例のダナーとのコラボシューズが今シーズンもお目見え。甲の部分に大胆に刺しゅうされたブランドのイニシャルが目を引くデッキは、丸みを帯びたトウやフラットな極厚ビブラムソールが存在感を放ちます。

しっとりとした風合いのスエードアッパーやレザー製シューレースといった上質なディテールのおかげで、グレスラなどキレイめパンツとの相性も◎です。

◆ 大人が履くべきクレープソール その5 「ティンバーランド」

伝統のデッキモカシンが“オトナ色”に

シューズ2万4200円/ティンバーランド(ティンバーランド/VF ジャパン)
▲ 2万4200円/ティンバーランド(ティンバーランド/VF ジャパン)
「ボリューム感のあるデッキ」といえば、ティンバーランドの定番「スリーアイ」。クラシックなデッキながら、手縫いのモカシンステッチといい、ラバーのラグソールといい、今の気分にしっくりくるゴツめの顔つき。

こちらはアッパーにヌバックが使用されたモデルで、淡いベージュが大人っぽいムードを醸し出します。サイドのロゴは足元のアクセントとしても一役買います。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

アイ ファウンド 03-6434-7418
エディフィス 新宿 03-5366-5481
エンメ 03-6427-2261
オリエンタルシューズ 03-6804-3280
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-601
ホワイトマウンテニアリング 03-6416-538
モールド  03-6805-1449

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